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LINE社が提供するメディア「livedoor ニュース」「Kstyle」の広告収益向上の秘訣はデータ管理ツール「DATA STRAP」

こんにちは。DATA STRAP編集部です!

今回から特集として、広告レポート一元管理ツール「DATA STRAP」のユーザー様へのインタビューをお送りいたします!
広告管理業務についてのお悩みやご活用ポイントなどをご担当者様にお伺いしています。
ご覧いただくことで、広告運用業務についてのリアルな知見や、「DATA STRAP」を活用したメディア促進についてお伝えできればと思います。

第二弾は、「DATA STRAP」を導入している「livedoor ニュース」と「Kstyle」を運営するLINE株式会社の横井沙耶さんにお話をお伺いしました。
インタビュアーはDATA STRAP事業本部の齊藤です。

■自己紹介・LINE株式会社での業務について

齊藤:本日はどうぞよろしくお願いいたします!まずは横井さんのご経歴をお伺いさせてください。

横井さん:LINE株式会社の横井沙耶と申します。前職まではwebの代理店で営業をしていましたが、2年ほど前にLINEに転職し、livedoor ニュースなどのメディアサービスを担当しています。

齊藤:ありがとうございます!横井さんの業務についてはいかがでしょうか?

横井さん:入社当初から、livedoor ニュースなどのメディアサービスにおけるwebの収益化をミッションとして広告の実装や配信、分析等を行なっています。広告のみだけではなくサイトやアプリのUI改善も業務として行なっています。今は会社的にも新しいサービスを考えたいフェイズで、1〜2年後を見据えて新サービスの立ち上げを考えています。

齊藤:現在の広告管理に関わる部署のメンバーは何名ほどでしょうか?

横井さん:ネットワーク広告については私一人で2媒体を横断して見ています。他には企画広告チームというタイアップなどを取ってくるチームが4〜5名ほどいます。

■fluctとの取り組みについて

齊藤:現在までのfluctとのお取り組みについて教えてください。

横井さん:2013年からlivedoor ニュースにてお取り組みを開始し、現在までバナーやオーバーレイなどの商材を利用しています。

当初から、売上の大きな柱を担う部分を担当していただきました。
入社しwebマネタイズを学びながら日々業務を行なっていたため、webコンサルのプロフェッショナルのfluctさんから学ぶ点はとても多かったです。

■広告レポート一元管理ツール「DATA STRAP」の魅力

「DATA STRAP」導入前 ー

齊藤:まずは「DATA STRAP」導入前の広告運用についてお聞きいたします。導入以前のレポート管理について課題などはありましたか?

横井さん:ありました。これまで配信している広告事業社は10社以上となり、それら個別の管理画面からcsvをエクスポートしてスプレッドシートで集計していました。ですが、広告事業社によってカラムが大きく異なるためそれを揃えたり、誤集計があった際に特定するのにとても時間がかかっていました。毎日1時間くらいは集計作業にかけていたと思います。

齊藤:本当に地道な作業ですよね。レポート集計を行う際に困ってしまうあるあるなどあればお伺いできますか?

横井さん:一つは税表記が各社で異なることですね。もう一つは、カバレッジを考慮した収益比較をしなければいけないことです。弊社ではGAMimpをベースに各事業者のパフォーマンス比較を行っているので、当時は週一程度でレポートを引いていました。作業が大変でなければ本当は毎日集計したかったところなのですが笑

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【fluctワンポイントアドバイス/実質CPMでの比較が重要!】
ここでいうGAMimpとは、GAM(Googleアドマネージャー)へのリクエストのことです。

アドサーバーを利用し、その中に広告事業社を複数接続する場合、リクエストの受け渡し時のロスや、各社のimp計測地点の違いなどよりimpのずれが発生する可能性があります。そのため正しい比較のためには統一した計測地点(ここではGAMimp)から、各広告事業社の収益を実質CPMに換算し比較することをおすすめしています。

例えば、GAMの中でレコメンドウィジェットを複数広告事業社を配信した場合、各社のimp計測地点がクリエイティブごとの場合や枠全体の場合など、ブレが発生し比較が難しい可能性があります。

「DATA STRAP」ですとGAMimp(リクエスト)に統一できるので各社の比較がスムーズになります。 

齊藤:この作業は横井さんご自身で担当されていましたか?それとも別の方にお任せしていたでしょうか?

横井さん:はい、私自身で行っていました。基本的にはスプレッドシートに集約して分析したり、週次で売上や各広告枠の状況を別途社内に報告していました。

齊藤:その他にもお悩みってございましたか?

横井さん事業社からの保証があった場合に毎月単価を反映しなければならないことと、保証以外の枠を管理・運用する作業を並行して行うことが大変でした。ここでもGAMベースで見ないと正しく判断できないのですが、手が回らないときには簡易的に事業社の管理画面の数値だけを見たりしていました。

「DATA STRAP」導入後 ー
齊藤:DATA STRAPを導入しようと思ったきっかけやポイントはなんでしたか?

横井さん:他社メディアが広告の管理・運用をどうやっているのか情報収集していた時期にちょうどご提案をいただきました。データ取り込みが可能な事業社数や課題だったGAMimpでの確認ができるよう寄り添っていただいたのがポイントでした。

DATA STRAPは全て自動取得を行っているとのことで、朝一で見れるのも良いと思いました。

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齊藤:ありがとうございます!レポート集計業務をされている方のことを考え、できるだけ午前中に取り込みが完了するよう工夫を凝らしています。社内承認のハードルはありましたか?

横井さん:コストの意味では確かにありましたが、私の作業時間が減ったらこれくらいの施策ができる時間があり、このくらいの売上が上がる見込みという資料を作って社内提案しました。

齊藤:お金を生むのが当たり前な部署ですと、外部サービスにお金を捻出すること自体やはりハードルが高そうですね。広告運用されているメディア担当者様と話していると周囲の業務コストへの理解や社内承認を得るのが口を揃えて大変だと仰っておりまして、もし良ければ承認を得るためのアドバイスなど教えてくださると嬉しいです。

横井さん:当時、Headder BiddingもPCには全部入ってないとか、広告の表示速度が遅いなどまだ着手できてない課題があったので、仮ではありますが、具体的にこんなことができたらこのくらい売上が立つのではないかという導入メリットを提示できたのでそれがよかったと思います。

齊藤:実際にその浮いた時間で施策を行ってみていかがでしたか?

横井さん:Kstyleでは、広告周りの新たな施策を行ったことで売り上げが3割ほど上がりました。DATA STRAP導入前は振り返るまでの時間が長かったのですが、今はすぐに判別できるので新しい施策にチャレンジしやすくなりました。

齊藤:となるとDATA STRAPのご利用料金は回収できているってことでしょうか?

横井さん:はい、もちろんです!

齊藤:それはよかったです!他のツールの導入などはご検討されていましたか?

横井さん:他社も話は伺っていましたが、レポートの更新頻度(自動化されている点)や上書き保存での数値乖離の少なさなどで、DATA STRAPの方が魅力的だと感じました。

■「DATA STRAP」使ってみて

齊藤:実際に使ってみての感想はいかがでしょうか?

横井さん:取引していた全ての媒体に対応しており、かつ毎日自動的に更新されるため、集計にかけていた時間を施策の実行等に利用することができるようになりました

齊藤:もう少し詳しく、こんな施策ができたなどのエピソードをお伺いできますか?

横井さん:主に行ったのは、Headder Biddingの導入・サイトスピード改善・枠の追加(昨年度に比べてかなり増やしている)・アプリの広告枠増(webと同じくらいまで実装した)・流入施策・アプリUIのABテストになります。

■「DATA STRAP」の魅力・おすすめする理由

横井さんUIもとても見やすく、機能が本当に素晴らしいです。メディア担当者からすると痒いところに手が届くサービスです。例えばeCPMでもGAMeCPMとデマンドeCPMが両方あり2つの軸で比較ができたりと、これまでのレポートと比較するとかなり見やすくなりました。

齊藤:光栄すぎます。UI的に気に入ってるポイントなどあればお聞かせください!

横井さん:まず見た目が見やすく、グラフ上でマウスオーバするとそこの広告枠だけ見れるところが良いです。マーケットトレンドも面白いなあと。社内へ1-2月の売上が減ったことを報告する際に、マーケトレンドのデータとセットで行いました。市況が見れると説明しやすいですし施策が打ちやすいです。

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齊藤:もしあればですが、DATA STRAPを導入したことでの良い影響やエピソードなどはありましたか?

横井さん:今まで毎日集計できず○曜日だけ抜けちゃうなどがあったんですが、急に数値を報告することが必要になった際に瞬時にデータがみれるので、「あれがわからない」という状態がなくなりました。一番は時間ができて、施策できて、売上が上がったことですね。

齊藤:DATA STRAPの今後に期待することはありますか?

横井さん:追加される予定かとは思いますがマーケットトレンドにメディアカテゴリ機能が欲しいです。カテゴリごとに単価が違うので。また、デマンドの追加もして欲しいです。


齊藤:ありがとうございます!現在次の機能開発に向けて進めているところです。その中にマーケットトレンドのアップグレードも予定しており、カテゴリ別・枠別・サイズ別等々検討中ですので、近々発表できればと思います。

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■最後に

齊藤:最後に一言お願いします。会社の今後についてや告知したいことなどなんでも結構です!

横井さん:LINE社では既存メディアを引き続き使ってもらうだけでなく、新しい体験を与えられるサービスを作っていこうとしています。そういったことをfluctさんとも協業できると嬉しいです。



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横井さん、ありがとうございました!
今回はLINE株式会社の横井さんに「DATA STRAP」の魅力をインタビューさせていただきました。

・保証枠と一般枠の管理運用を一つの管理画面で完結できるようになった
・GAMimpでのレポート表示により各デマンドの比較が効率化
・空いた時間で収益向上施策を実施し売上を3割伸ばすことができた

などの良いポイントをお伺いしました!

「DATA STRAP」では現在1ヶ月トライアルキャンペーンを行なっています。
気になった方はお気軽にお問い合わせくださいませ♪

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