見出し画像

巨人のエース菅野投手のデータを分析したら本格派過ぎてヤバイ

プロ野球が開幕しましたね。
開幕投手は毎年注目ですね。
開幕投手はチームのナンバーワンの投手が出てくるといっても過言ではありません。
そこで、各チームのエースの分析をしていきます。
今回は巨人の菅野投手を分析していきます。

菅野投手の成績データ

今回はNPB公式ページからデータを使わせていただきました。


菅野選手の各年の登板回数を見ると、平均25試合!!

登板

東海大からドラフト一位と即戦力で入団した菅野投手です。
これまでの1年ごとの登板回数をグラフにしてみると、平均25試合も1年に出ています。
シーズンの16%は先発で出てくれているのはチームとしてとても助かります。
先発のローテーションの計算ができる選手として重宝します。

勝利数、勝率を見るとまさにエース!

画像3

勝率平均:0.648286
勝利平均:12.42
敗北平均:6.71

毎年25試合も出ており、しかも勝率は65%です。
敗北数平均は6.71と7試合弱と負ける確率は30%以下です。
まず負けない投手です。
これだけでも、首脳陣は安心します。

FIPと防御率を見ると、3点以上は取られにくい投手

画像2

FIPと防御率見ていきましょう。
FIPは真の防御率と呼ばれ、投手の責任のみの成績で構成されます。
防御率よりFIPが低ければ本来はもっと点数を取られない実力を持っているということになります。
FIPより防御率が高い場合は守備やファインプレーなどに助けられてる可能性もあり、本来は防御率より点数がとられる可能性が高いと見ます。
FIPで投手自身の評価ができると言えます。

菅野投手の防御率とFIPを見ると、1年目はFIPのほうが小さかったのですが、2年目以降FIPのほうが高くなります。
しかし、FIPも3点台に落ちるいているので、菅野投手からは3点以上取るのは難しいでしょう。
また、FIPは打たせて取る投手の場合防御率が高くなる傾向にあります。
菅野投手の場合奪三振数も多いのですが、上手く相手を打たせる投球術を兼ね備えているとみたほうが良いでしょう。

毎年120程度の三振を取っているので、なかなか多いです。
ただ、1試合当たりの平均にしてみると、5個程度ですのでものすごく多いわけではありません。
しかし、上手く打ち取る投球術があると言えます。
そのため、コンスタントに毎年20試合以上も投げられるのです。
三振が多く取れることはいいですが、先発の場合どうしても球数が多くなります。
シーズン通して長く戦う場合はいかに疲労をためないように球数を抑えるためにうまく打ち取ることも重要です。
菅野投手にはそれができています。

画像7

WHIPを見れば、まさに一流!

画像6

WHIPは、(与四球 + 被安打) ÷ 投球回で表される、1回あたりにランナーを塁にバッターが出られる割合です。
1.20よりも低ければエース級です。
2019年は1.20を上回っていますが、それも微々たるものです。
それ以外は1.20よりも低くさらには、2017年は0.9を下回り、1回に出られるランナーは1人という、どうやったら点を菅野投手から点を取れるかわからないほど驚異的な数値です。
球界を代表するエースですね。

コントロールの良さが光る投手!

画像7

K/BBは単純に奪三振と四死球の比になります。
この数値を見ると、平均4以上で成績がこれmでよりも若干振るわなかった2019年も4はあります。
しかも、K/BBに関しては最低値ではないのです。
先発でありながらK/BBを4以上あるのはかなりのコントロールの良さを表しています。
このコントロールの良さが菅野投手の安定感生み出しているのかもしれません。

ランナーを背負っているときにも強いが落ち込みが気になる!

画像5

LOBは残塁率を表し、ランナーを背負っても失点しない割合を表します。
MLBになりますが平均値は0.72です。
0.72より高いかがひとつの基準になります。
奪三振が多い投手は、ランナーを動かさずにアウトが取れる数が多くなりますのでLOBも高くなる傾向にあります。
明らかに実力がない場合は出したランナーは失点に結びついていることから、低い値が顕著に出る指標です。
実力がない投手が浮き彫りになる指標です。
菅野投手の場合は、1年目は0.72を若干下回っていますが1年目でこの数値は合格点です。
それよりも2年目以降の数値は、高い水準で0.80を超えてきます。
菅野投手が絶対的エースであることがLOBにも表れています。
2019年は0.74付近と落ち込んでいて、少々気になる値になっております。
2020年では改善されるかが30歳以降もベテランになり最後まで活躍できるかの注目の値になると考えられます。

菅野投手はコントロールがとても良いので、打たせて取るスタイルに早い段階からなってくることが予想されます。
その時に重要なのは少々の安打が打たれたりしても、粘り強く投球できるか、併殺打を取れるかにかかっています。
そのため、ランナーが出ても点を取られないかが重要であるため、今後のLOBは注目となる指標の1つです。

まとめるとエース中のエース!

菅野投手のこれまでの成績をデータ分析しました。
どのデータもエース級であり、球界を代表する投手でしたね。
特にコントロールの良さと安定感が光る選手でした。

この記事で使ったコード(汚いけどね)はここにあります。※有料

あえて整理していないコードで、データをスクレイピングしてから可視化するまでのコードになっています。
この記事の分析のためにどのようにしてグラフを作っていたかなど分かります。(恥ずかしい・・・)

ここから先は

0字 / 1ファイル
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

よろしければサポートをよろしくお願いします。サポートいただいた資金は活動費に使わせていただきます。