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プロ野球エース分析!ベテラン石川投手のデータから見る粘り強さ
プロ野球エース分析!
3球団目はヤクルトです。
ヤクルトの開幕投手は今年40になった石川投手です。
長く活躍できる要素を探っていこうと思います。
石川選手のプロフィール
石川選手はサウスポーの投手でスクリューなど多くの変化球を用いた技巧派になります。
167㎝と背は低く、角度のある球も投げられませんし球速も決した早くありませんが、左投であることと巧みな投球術で長く安定感を持って活躍されている印象があります。
ポジション : 投手
投打 :左投左打
身長/体重 : 167cm/73kg
生年月日 :1980年1月22日
経歴 :秋田商 - 青山学院大
ドラフト :2001年ドラフト自由枠
入団してから常に20試合以上出てる鉄人
2002から登板数は常に20試合以上出ている点は安定して出場できる戦力計算可能な選手として最高です。
途中中継ぎなどをしている時期もありましたが、長期に離脱もなく入団からこの年までやっているのは素晴らしいと言えるでしょう。
グラフを見てみると、ここ5年は全盛期と比べ3試合ほど年間の登板が少なくても20試合以上出て投手陣を支える心強いベテランです。
FIPは高いが防御率は全盛期2点台に入る実力
FIP、と防御率を見ていくと、FIPは4点台に推移しています。決して良い数うちではないですが、大きな変化がないところはある程度の試合プランがたてられます。
防御率で見れば、2017-2018と5点台にもなり年齢に衰えなども隠せなくなり厳しいことも感じさせました。
しかし、2019はかろうじて4点以下になり、粘り強差をここでも見せています。
そして、2020年の開幕投手。
今年は全盛期を取り戻す活躍をしたいところです。
全盛期では2点台とさすがエースという活躍も見せていました。
打たせて取る投球術がハマっている全盛期でははエースの活躍、調子が悪くても3-4点くらいを6ー7回まで投げてくれるだろうという計算がつく石川選手は、最近のクリーンナップにパワーのある選手が揃っている打撃陣とマッチしてる結果安定した登板で活躍できていると予測できます。
コントロール良さが成績によく出る選手
K/BBは3点台と打たせて取るピッチャーとしてはフォアボールより三振比率が高いのは自力でアウトを取る力があります。また、自滅する可能性が低いことを表しますので、良い値を示しています。
K/BBを見ると純粋に投手のピンチを作らず、アウトを取れる投手であることが分かります。
防御率が高くなっている傾向が四死球率と本塁打率が高くなっていることがはっきり出ている
シーズンごとのBB/9とHR/9のグラフとFIPと防御率のグラフを見ていくと、四球率と被本塁打率がここ最近では上がっています。
同時にFIP、防御率も上昇していることがわかります。
ホームランとフォアボールは投手の実力に直結するので、きれいにぼうりょ率に反映されてきます。
2019年はBB/9もHR/9も改善されたため、防御率もFIPも改善されています。
LOBの傾向が如実に表れる選手
LOBを見るとLOBが高い年は防御率が低く、次に年はLOBが下がり、防御率が高くなるところはLOBが高い場合の性質の傾向が典型的であることが分かります。
LOBが高いとランナーを出してる率は高いので、ピンチで防いでると同時に失点する確率が高いのです。
そのため、次第にLOBが下がる分失点につながる可能性から、LOBが高くて防御率が低いと来シーズンは防御率が高くなると予想します。
石川選手はこの傾向が如実に現れています。
石川選手のこれまでのシーズンのLOB平均は約0.73と見ると一般的な平均値に落ち着いています。
ランナーを出したときの投球にも弱点はないといえます。
WHIPをみると、やはり衰えがデータに出てきているが2020年は期待したい!
WHIPを見ていくと最近5年は1.40を以上の年もあり、悪い評価になります。
最もベストなシーズンは2008年の1.15でありだいたい1.20あたりとなり、投手としてはそこそこの投手になります。
2016~18年は苦しい年が続きましたが、2019年は1.20を下回り良い評価です。
40になっても経験と投球術で活躍できるところを2020年も見せてほしいところです。
まとめ
石川投手を分析すると以下の特徴がわかりました。
コントロールとランナー出してのピッチングに粘り強さが安定感に!
今回分析したデータはこちらになります(有料)
今回の分析に使用したコード、データは以下になります。
(コードは汚いよw)
興味ある方、データをいじりたい人はどうぞw
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