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#3 同じ数字が続けて出る確率

前回は作成した当せん番号データベースから、本数字に対して合計、平均、中央値を算出し、大まかな傾向をみました。
そして、平均と中央値をそのまま購入し、当せんすれば一番簡単ということで、過去に出現したことがあるのかを調べたましたが、1度も当せんしたことがないことが分かりました。
ちなみに、過去本数字7個の組み合わせが被ったこともありませんので、これから平均、中央値での当せんが出る可能性はあります。

ここでロト7の当せん条件を確認します。みずほ銀行のサイトより引用しましたが、

ロト7の当せん条件
1等 申込数字が本数字7個と全て一致
2等 申込数字が本数字6個と一致し、更にボーナス数字2個のうち1個と一致3等 申込数字が本数字6個と一致
4等 申込数字が本数字5個と一致
5等 申込数字が本数字4個と一致
6等 申込数字が本数字3個と一致し、更にボーナス数字1個または2個と一致

ロト7の当せん確率は
(37×36×35×34×33×32×31)÷(7×6×5×4×3×2×1)= 10,295,472通り。

表1

0.00001%という途方もない数字を、過去の当せん結果を解析することで当せん確率を上げていく作業をします。そのためには、大きくマクロ視点で傾向を見ることと、ミクロ視点で仮説検証の積み重ねで進めていきます。

表2

前回から続けて出た当せん番号のデータベースに前回色分けをしました。
この作業を行うにはExcelでできることの『②数字を数える。』で実現可能です。

数字を集計することとの違いは、A1からA10に1から10の数字が入っていたとして、集計する場合の答えは55(足し算の場合)になりますが、数える場合の答えは10(数字が入っているセルを数えた場合)になります。
使用したExcel関数は =COUNT(A1:A10) でCOUNTは数値が入力されているセルを数えるものです。

COUNT関数にはいくつか仲間がいまして、
=COUNT(数える範囲を指定) 数値の入っているセルを数える。
=COUNTA(数える範囲を指定) 空欄でないセルを数える。
=COUNTBLANK(数える範囲を指定)空欄のセルを数える。
それぞれの結果は以下になります。Excelは関数を完璧に覚えるのでなく、『あんなことができたはず』とだけ覚えておくといいです。

表3

ロト7のデータベースでは、少し難易度が高めのCOUNT関数に条件を付けたもので計算し、その結果に対し色付けをしています。そして、右側に新たに追加した表には条件を満たしたセルが1を返すことで集計しました。

仮説:同じ数字が続けて出る確率
結果:第556回の時点で、前回と同じ数字が含まれたのは447/555回。
約81%の確率で前回の当せん番号7個のうち1つ以上が入ります。

ちなみに、第2回から第556回までの555回で前回の当せん番号が入った数は
0個:108/555回(約19%)1個:237/555回(約43%)2個:146/555回(約26%)3個:57/555回(約10%)4個:7/555回(約1%)でした。

つまり、当せんの確率を上げて購入するには、約81%は前回の当せん番号のいずれかが含まれるので入れておいた方がいい。と、いうことです。
じゃあ、7個のうちどれを入れたらいいのか。は、また今度調べます。

ちなみに、7個中4個が前回と被ったのは第178回、第269回、第278回、第293回、第329回、第344回、第472回の7回。第269回と第293回は当せん者が出ており、特に第293回は3名もいたようです。

表4

私の第556回の結果は8点購入しましたが、残念ながら外れてしまいました。
しかし、8個の数字を選ぶまでに至った過程は惜しいところがありました。
こちらで書いている記事の内容と、現在進めている選定方法の内容が追いついてきたときは公開していきたいと思います。

今回はここまで。

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