Excelを使ってロト7を当てる人

某メーカーにてカタログ通販事業のマネージャーに就任しデータ分析・可視化・統計に興味を持…

Excelを使ってロト7を当てる人

某メーカーにてカタログ通販事業のマネージャーに就任しデータ分析・可視化・統計に興味を持つ。 ロト7の当せん番号を導き出すことをテーマに、Excel関数を用いたデータの扱い方、考え方を公開していきます。 Excelのスキルを上げたい方、当せんまで見守ってくれる方に読んでほしいです。

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#0 はじめに

なぜ、ロト7をテーマにするのか・・・ 私が以前働いていた職場では、朝礼で自身がテーマを決めて短いスピーチをすることが決まっていました。1週間ごとの持ち回りで家族のことや、出勤前にテレビで見たもの。近所や子供の通う小学校で起こったことなど。テーマはいろいろ。何かを求めているわけではないのでテーマは自由です。 そんな中、同僚のおじさん(このおじさんはこれからも登場すると思いますので、そのうち呼称をつけます。)が「ロト7がキャリーオーバー中なので皆さんの1~37の中で好きな数字

    • #10 当せん確率を上げよう①

      ロト7当せん番号の過去データを分析し当せん番号を導き出すための手法として、Excel関数の説明を行ってきました。頻度の高いものの説明は終えましたので、記事の内容をロト7も寄せていこうと思います。 ロト7は第564回を迎える時点で、 当せん番号が該当なしで終わったのは・・・268回。 母数は563回なので、2回に1回は誰かが当せんしてます。 その1人になるために一番簡単な方法は全通り購入すること。 しかし、全通り購入となると10,295,472通り購入しないといけません。詳細

      • #9 当せん番号の数字ごとに傾向を見る

        これまでの本数字とボーナス数字に何番が入ったかというデータベースを番号ごとに出たか出なかったかに形を変えたデータベースで傾向を調べていきます。 出来そうなことを上げてみますと、 ・各番号ごとに出現回数の合計を見る、出現割合を見る。  1~37までの数字で出やすい数字と出にくい数字の傾向があるのか ・当せん番号と相関関係のある項目の有無、年月日、ボーナス数字、前回の当せん番号など ・当せんする間隔(頻度)に傾向はあるのか 取り急ぎ、オーソドックスなものを3案だしましたが、デ

        • #8 データベースを変形させる②

          前回の#7でVLOOKUP関数を使って、本数字①~⑦で入力されている当せん番号データベースのデータを1~37の数字に振り分ける作業を行いましたが、VLOOKUP関数だけではまだ完成していません。 なぜなら、VLOOKUP関数で第○○回をキーにして、本数字①の番号を持ってくる作業を1~37までのセルにすべてコピーします。 すると、1~37のセルにはすべて3が入力されます。次に本数字②~⑦はどうするのか・・・と言う問題も出てきますね。 前回の冒頭で当せん番号になった数字には1

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          #7 データベースを変形させる①

          これまで#1で作成した表を更新し、当せん番号を導こうとしていましたが、データの軸をもう一つ追加します。今までの本数字①~⑦、ボーナス①②を各回ごとに入力して管理する方法では、例えば本数字①が1~21までに収まっていて、平均は5.08、中央値は4、最頻値は1、標準偏差は3.864。 この表からできることは他にあるかもしれませんが、一旦は当せん番号が発表されたら入力をするためのものとして次に進みます。 次に作る表は、1~37までの表を作り当選が出た回に印をつけていきます。○をつ

          #7 データベースを変形させる①

          #6 データのばらつきを調べる

          このデータはばらついているなぁ、なんて普段は会話で使用することはありません。では、なぜばらつきを調べる必要があるのかと言うと、#4で少しだけ触れましたが、平均や中央値を見ても実態はわからないからです。 その実態を知るためにばらつきを知る指標が『分散』と言います。 分散を調べるには、それぞれの値が平均とどれくらい離れているのかを調べるのですが、平均よりも大きい場合も小さい場合もあります。 表①はロト7データベースより、本数字①~⑦の合計で最頻値となる126でフィルタをかけた

          #6 データのばらつきを調べる

          #5 データの蓄積と作業の効率化

          前回、ロト7の各回の結果をまとめたデータベースの数字をヒストグラム風な表を作成してデータを見やすくしました。 データの可視化をCOUNT関数を使って実践したわけですが、ヒストグラムを作成するにはExcelには便利な機能があります。 Excelのオプションから、アドインの追加をしないといけないのですが、分析ツールを使ってヒストグラムを作成できます。 前回作成した表のとなりに分析ツールの機能を使って本数字①だけヒストグラムを作成してみました。表①のP列はB列と同じく当せん番号

          #5 データの蓄積と作業の効率化

          #4 データを見やすくすると伝わりやすくなる

          ここまで、ロト7のデータベースを使って本数字の当せん番号を軸に大まかな特徴をつかむために、合計、平均、中央値を出したり、仮説検証を行ったりしましたが、自分だけが見るには構いませんが、例えば人に見せる場合に数字が苦手な相手には伝わりにくいのではないかと思います。 そんな人に数字のたくさん入った表を一生懸命に説明しても思いは十分に伝わりません。分かりやすく説明するために、ビジュアル化するのが一つの方法です。 難しく考える前に、まずはExcelで作った表にグラフを添えるところから

          #4 データを見やすくすると伝わりやすくなる

          #3 同じ数字が続けて出る確率

          前回は作成した当せん番号データベースから、本数字に対して合計、平均、中央値を算出し、大まかな傾向をみました。 そして、平均と中央値をそのまま購入し、当せんすれば一番簡単ということで、過去に出現したことがあるのかを調べたましたが、1度も当せんしたことがないことが分かりました。 ちなみに、過去本数字7個の組み合わせが被ったこともありませんので、これから平均、中央値での当せんが出る可能性はあります。 ここでロト7の当せん条件を確認します。みずほ銀行のサイトより引用しましたが、

          #3 同じ数字が続けて出る確率

          #2 平均値、中央値を買えば当たるのか

          ロト7に限らず、私がデータ分析をする上ではじめに行っていることは、データベースの項目とそこに入ってくる数字の意味を理解することです。 ロト7の場合、本数字は毎回1から37までの数字の中から7個選ばれますが、私がまとめているデータベースの本数字①~⑦をそれぞれの合計を出してみます。 先日作成したデータベースの下に合計、平均、中央値の3行を追加しました。範囲はすべて第1回から555回までになっています。 合計、平均、中央値で使用したExcel関数はこちらです。※すべて本①

          #2 平均値、中央値を買えば当たるのか

          #1 過去の当せん結果をまとめる

          Excelでロト7の分析をして当せんを目指すための準備。 データ分析をする上ではじめにすることは、Excelに過去の当せん番号をまとめることから始めました。普段からデータの取り扱いに慣れている方とそうでない方がいると思いますが、集めたデータをどう使うかを事前にイメージする必要があります。 そのためには、なぜExcelを使うと決めたのか。違うソフトでは実現できないのか。もちろん自身の得意不得意も決める上での重要ではありますが、ソフトの特徴を理解する必要があります。 Exc

          #1 過去の当せん結果をまとめる