【1食目はアレ…】オーストラリアのホームステイで最悪な体験｜ご飯がひどい人間はとどうなる？
オーストラリアでホームステイした人の体験談を知りたい
ホームステイって最悪って聞いたんだけど…
ホームステイのご飯はどんなものが出てくるの？
ホームステイをすることになると、どんな経験をするのか不安ですよね。ボクは海外経験がほとんどなかったので恐かったです。
オーストラリア留学後、最初の3ヶ月間はホームステイすることになり色んな経験をしました。
この記事ではホームステイ先のご飯が合わず、思った以上に体重が減った体験談をまとめています。
もちろんこれはホームステイの1例ですが「こういう家もあるんだな」とあなたの心の準備につながればと考えています。
オーストラリア移住後はホームステイすることに
これまで海外旅行をはじめ、外国に滞在した経験はグアムと韓国に旅行したぐらいの海外初心者。
反対に妻のぽんずは高校生のときにアメリカ留学し、5年間生活していたので英語もペラペラ。
そんな妻はオーストラリア留学が決まった時に
ぽんず「先にオーストラリアに行ってホームステイしてね。私がいると頼って英語も全然伸びないし。」
ダッシュ（鬼や…鬼がおる。ぜんぜん英語話せないのに。見知らぬ国で赤の他人と暮らすのは無理やろ…）とは言えず。
かなり不安になりました。
でも考えてみればこんな反応すること自体、ボクが完全に妻に頼ろうとしていた証拠かもしれまれん。
「自分で英語を話して生活できるようにならなければ留学する意味がない」とも思うようになりました。
そういう訳でオーストラリアの暮らしに慣れるために妻より３か月先に移住して、ホームステイすることに。
しかしこの判断がこの後に紹介するホームステイでのひどい食事体験をするきっかけになってしまったんです。
ホームステイは最悪な始まり
あなたはホームステイにどんなイメージを持ってますか？
ボクはもちろん不安もあったけど、同時にワクワクしていました。
海外ドラマや映画によく出てきますよね。
ホームアローンに出てくる様なワイワイした家族が出迎えてくれるものかと。
両親と子どもたちにペット。大変だけど楽しそうな生活。
夕食は大きなテーブルを囲んで、中央の大きな皿からターキーを切り分けてくれる
家族と仲良くなってホームステイが終わる頃には寂しくてしょうがない。
こんな海外映画で膨らんだボクのイメージは、到着した夜にぶち壊されることになります。
ホームステイで最悪な理由は食事がひどい
どんな食事が出てきていたのか、典型的なものを紹介しています。
オーストラリア1食目はラーメン
ホームステイ先に着いた時に住んでいるのは40代ぐらいのオーストラリア人女性のメリッサ（仮）。1人でホームステイの留学生を受け入れています。
メリッサ「ハーイ！私は親切だから安心して！」
ダッシュ（良さそうな人で良かった。でも自分で「親切」って言っちゃうタイプの人か…）
機内で食事をとっていなかった上に、なんとか目的地にたどり着けた安心感から突然、空腹だったことを思い出しました。
メリッサ「じゃあ、ご飯にしようか。ヌードルでいい？」
そしてオーストラリア風の麺料理でもあるのかと初めての夕食を楽しみ似ていると、、、出されたのはこちら。
1食目：インスタントヌードル
ダッシュ（え？…ん？）
ラーメンと言えばコッテリの豚骨スープにチャーシューが並んで。
というのは期待してなかったけど、なんかちょっとおかしい。
顔を近づけなくても香ってくる、しっかりとしたハーブの香り。薄～いスープに浮かんでいる、白～い線のようなもの…これぞ海外版Ramen
メリッサ I know 日本人てnoodle 好きでしょ。よかったらもう1個あるよ♪
ダッシュ（日本文化の理解がエグイ…）
この時はなんとか納得しようとしていました。忙しく働いているみたいだし。
イメージとのギャップはあったけど、飛行機で疲れてるし、とにかくお腹は満たせたので寝ることに。
すると次の日はこんな朝食が待っていました。
悪夢の後の朝食
朝食：レーズンパン、ハム、チーズ
昨日の夕食は疲れ切っていて見た夢じゃなかった。
サンドイッチ作れってことだろう。しかもレーズンハムサンド。
海外の朝食って言ったらこれじゃないの？
全開に開け放たれた窓からは、雲が何重にも折り重なって日光を遮っていた。
これからのホームステイ生活を表しているようだ。
昨夜の悪夢再び
昼食：インスタントラーメン
メリッサ「昨日まとめて買ったのが残ってるから食べよう。てへっ」
ダッシュ（またあのハーブラーメン。日本にいるときよりラーメン食べてる。俺はこんなにラーメン好きやったのか。でも何もないよりまし。だから文句はなし。）
ちょっとなんか嫌な予感がする。
買ってきたラーメンは5袋で1セット。昨夜1袋ずつ食べて、昼食も同じ。つまり5-2-2＝1
このままだと絶対に夜もまたラーメン確定。
くそぅ、何とか波風が立たないように思いを伝えたいけど何と言ったらいいかわからない。
もしかしたら2人で食べるには1袋足りてないから、もう1セット買ってくるかも。
さすがに夕食は何か違う物を食べるよね？だって事前に俺が来ることわかってたし、土曜日は仕事もなくて買い物にも行ける。
そして、
願いを込めた夕食
メリッサ「今日は料理をしたのよ。あなたが来たから特別。」
夕食：堅肉ソースがけ、ローストポテト、冷凍ミックスベジタブル
ダッシュ（おぉ確かにフライパン使って料理してる。）
（でも胸肉は水分が少な目だから人によって好き嫌いが別れるかも。堅い肉てしっかり噛むから味出てくるよ…ね…噛むほどに味が…。。。）
。
。
（塩かけるんだな。かけていいよね。あなたも凄い勢いでかけてる。自分でもかけてるから失礼じゃないよね。そりゃそうだ、味が無ければ足す。）
このような日々がこれから３か月間続くことになる。
ここまでで気づいたと思いますが、ホームステイ飯はなかなかパンチが強かったんです。
最初にも説明しましたが、ご飯がひどいからと言って1人で外食できるほど英語ができませんでした。
外食するような場所も知らない
何を食べればいいかも分からない
そもそも知らない土地でウロウロするのは嫌
だから非常用の日本食はある程度持って行った方がいいと思う。オーストラリア流の食事が嫌で一時帰国では大量に日本食を購入して帰ります。
そうして1か月もすると身体にこのような変化が。
ホームステイダイエット「3か月-7kg」
ホストマザーには悪いと思ったのですが、いつも同じメニューだったし、ボクと彼女の好みが違ったので、ご飯は残すか食べないことが多くなりました。
ご飯を食べない日々が何週間も続くと、気づいた時には体重が7kgも減っていました。
一般的に多くの留学生が経験するのは
座布団のようなハンバーガーをお腹いっぱい食べてしまう
珍しい食べ物についつい高カロリーの物でも食べてしまう
新しい友達ができて外食やパーティーで大食い
こんな生活を続けて体重が増えてしまうのが悩みのようです。
ちなみに妻はこのタイプ。アメリカ留学から帰国したときに顔がパンパンになりすぎて実の母親に気づかれなかったほど。
人間にとって食事はとても大切なものなんですね。
体重が7kgも減るほどの日々が続くと僕の精神状態も明らかに変わってきました。
ホームステイ最悪…もう帰りたい
やっぱりメンタルやられます。だってご飯がまずいんだから。めちゃめちゃ嫌だった。
留学直後で英語の勉強もしないと語学学校についていけない状態だったのに、勉強する気力も出てきません。
パソコンでYouTubeを見てぼーっと過ごすような日々が続いていました。
そんなホームステイ生活でしたがある日突然気づいたことがあります。
それは「彼女だって悪気があってやっているんじゃない」ということ。
なぜならメリッサも同じ夕食は食べていたからです。しかも本人は美味しそうに食べている。
ボクは大きな勘違いをしていたのだと。勝手にホームステイのイメージを押し付け、勝手に嫌になっていたんだと。
お金を払っているとはいえ、真面目に作ってくれたことを理解していないこと気づきました。
最終的には3か月住んでいましたが、最後はハグをして別れることができました。
実際には語学学校でできた友達と外食するケースも増えてきたので、３か月間の最後にはご飯問題は何とか解決していました。
しかし今でもホームステイのご飯のイメージを拭い去ることはできません。
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