見出し画像

読書内容が頭に入らないときに試して!役立った読書術9選

読書をした後にこんな経験ありませんか?

  • 文章が難しすぎてついていけない

  • 何となく話の流れはわかるけど、細かく思いだせない

  • なぜ頭に入らないの?記憶に残す方法は?

こんな経験ありませんか?悩ましいところですが、これは脳の仕組みなので仕方がないんです。

趣味で読書している場合は忘れてしまっても、大きな影響はありません。しかし勉強のために読書する場合、少しでも多くの情報を覚えてかないともったいないと感じてしまいます。

そんな読書後の記憶力に不安がある人に向けて、読書内容を覚えられない原因と上手な読書術をまとめました。

「頭に入らない」状態を改善できれば、読書で得た知識をもっと上手に活用できるようになります。

>>読む読書より「聴く読書」の方があってるかも

読書内容が「頭に入らない」は普通

わざわざ時間をとって読書しても「内容が頭に入っていない」ととても残念な気持ちになりますよね。

  • 頑張って勉強しているのに…

  • 忙しい生活の空き時間を見つけたのに…

  • せっかく読んでも忘れるなら読まなくても…

こんな風になかば諦めモードになってしまいませんか?しかし、頭に入らない原因は脳にあるんです。時間の経過と記憶の定着を説明する「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。

5 Ways to Challenge the Forgetting Curve

エビングハウスの忘却曲線からわかること

  • 学習しても次の日には半分忘れている

  • 学習後1週間経つとほとんど覚えていない

悲しいけど、これが現実です。

人間は覚えて、忘れるを繰り返して情報を自分のものにします。悲しい現実ですが本を読んでも内容を覚えていないのは脳が正常な証。でももう1度覚えるときは時間が前ほどかかりません。どんどん読んでドンドン忘れていきましょう。

読書をしても頭に入らない5つの理由

読書が苦手だと感じる理由は5個あります。

  • 面白くない本は頭に入らない

  • 慣れないジャンルは頭に入らない

  • ムリな速読では頭に入らない

  • 集中と理解力のカンケイ

  • 読書環境の大切さ

1つずつ説明していきます。

面白くない本は頭に入らない

興味と記憶の定着には強い関係があります。本を聴き始めて最初の5分ぐらいで、こんなことを思った経験はありませんか?

  1. やばい、、この本面白くないかも

  2. でも1冊3,000円もする。勉強だと思って読もう

  3. いや、やっぱり面白くない

  4. でも1冊3,000円もするし…もったいない

  5. もう少し我慢して聴こう

こんな引くに引けない状況はよくあります。1度退屈さに気づいてしまうと、テンションは下がるだけ。その後は読書のモチベーションがドンドン低下します。

そうなると負の連鎖に入るのです。

  1. 面白くないと思う

  2. 1度に読むページが減る

  3. 本を開けるのも面倒になる

  4. 読書の習慣が減る

  5. 本を読まなくなる

ハズレの本を買ったことは悔しいですが、読書習慣がなくなる方がもったいないと思いませんか?無理せず次の本を聴く方が長い目で見るといいのかもしれません。

慣れないジャンルは頭に入らない

新しいことを始めるのって大変ですよね。それと同じで、不慣れなジャンルの本は読みにくいもの。

  • 知らない単語

  • 知らない概念

  • 何がわからないか、わからない

こんな状態で読み進めていても、本の内容は頭に入ってきません。

僕は投資の本を何冊も聴きましたが、最初は横文字や英語が飛び交っていて全くついていけませんでした。完全なる挫折です。

それでも何冊も読んでいるうちに、何度も出てくる単語にも慣れてきて、だんだん理解できるようになりました。焦らずじっくり読書するように心がけると少し焦りがなくなりました。

ムリな速読では頭に入らない

読書のスピードも理解度に深く関係があります。

最近は読書する人が多く、中には「俺は週に〇〇冊読んでいる!」と豪語している人もいますが、早ければいいという訳でもないでしょう。

本の内容を理解・活用できてこそ役に立つ。または楽しめてこその読書なので、速さや読書量だけにこだわる意味はありません。

読書量を自慢したがる人は、そっとしておいて、あなたが理解できる最適な速度で再生することが大切ですね。

集中と理解力のカンケイ

人間が集中できる時間はそれほど長くありません。

せいぜい30分から1時間。スポーツでも休憩をとりながら練習するのと同じように、読書もペース配分が大切。時間を決めて集中する「密度」が読書には大切です。

自分の集中力を保つ鍵はこの「自分を操る長集中力」で徹底的に紹介されています。

「集中する方法」ももちろん参考になりましたが、僕が特に気に入ったのは第3章に書かれている、疲れをリセットする回復方法でした。疲れがなくなれば自然と集中力も高まるという考え方の方が「ムリヤリ感」がなくてスーッと理解できました。

読書環境の大切さ

覚醒状況と読書はとても深い関係があります。読書には頭を使うので、眠い状態(脳のエネルギーが不足している)では十分に情報を拾い上げられません

ベッドでの読書は好き嫌いがわかれるでしょう。どうしてもリラックスしすぎて僕はすぐに寝落ちてしまうので向いていません。

眠るためのお助けグッズとして本は効果的かもしれませんが、読書をしたい人にとって睡魔との戦いは大変。

読書のタイミングも理解力と関わっていますね。

役に立った読書術を9つご紹介

世の中に「読書術」はありふれすぎているので、僕が試してみて効果があったな~と思ったものを紹介します。

  • 「3つだけ」読書で記憶力アップ

  • 読み返しで量より質を

  • 好きなジャンルの本は頭に染み込む

  • 似たジャンルの本は聴きやすい

  • 速度を制する者は読書を制する

  • 短時間の読書で集中力を保つ

  • 環境づくりで理解力アップ

  • 読書ノートをつけてアウトプット

  • 読んだ本の感想をツイート

たくさんあるので「これは!」というものがあったら試してみてください。

「3つだけ」読書で記憶力アップ

上で紹介したように1度の読書で全部覚えるのは無理なようです。

その代わりに「3つだけ覚える」という気持ちで取り組んでみました。すると少し気持ちが軽くなります。

エビングハウスの忘却曲線でもわかるように、どうせ1週間後には読んだ本の内容をほとんど覚えていないんです。

「全部は無理でも3つだけなら」と心理的なプレッシャーから解放されるだけでも、この考え方はとても役に立ちますよ。

読み返しで量より質を

人間は忘れる生き物です。最初に説明したエビングハウスの忘却曲線には、もう一つ重要な考え方があります。

それは復習をすればするほど、1度に思い出せる情報の量が増えるいうことです。つまり覚えるためには、

  1. 読む

  2. 忘れる

  3. 思い出す

この過程がセットになっています。どれか1つ抜けてもうまくいきません。何度も繰り返し聴くことは、科学的に証明された方法なのです。

好きなジャンルの本は頭に染み込む

読書の後に記憶を定着させるためには、得意なジャンルの本を聴くのが1番の解決策です。

好きなことをしている間は簡単に情報をインプットできます。水を吸うカラカラのスポンジのようなもの。集中力も長く続いておすすめです。

好みの本をオーディブルで「ながら聴き」して他の作業も同時にこなせるのなら、こんな上手な時間の使い方はないでしょう。

似たジャンルの本は聴きやすい

理解力を上げるには同じようなジャンルの本を聞くのもおすすめです。理由は、

  • 似た考え方が何回も出てくる

  • 使われる単語にも慣れてくる

  • 驚くような新発見に出会うことはあまりない

良くも悪くも新しい情報が多くない、安定して読書できることがメリットです。また他の本との違いに意識を向けられるので、知識がどんどん深まります。

速度を制する者は読書を制する

速読を試したことはありますか?

目を早く動かすトレーニングや、
1度にたくさんの情報を視界に入れるとか。

僕も試してみましたが、あまり効果は得られませんでした。早く読むことを意識しすぎてダメでしたね。逆に焦ってしまうんです。

もし速さを追求したいのであれば、オーディオブックは速度を簡単に調整できるのでおすすめです。慣れたら徐々にスピードを上げたりできるので試してみてください。

短時間の読書で集中力を保つ

人間が集中して作業できる時間は、長くても1時間と言われています。僕はもっと短くて40分ぐらいが限界。

多すぎる情報に溺れてしまわないように、慣れないうちは短い時間に区切ってあげると集中しやすいです。

入ってくる情報は少なければ少ないほど把握しやすいんです。

読書量が多すぎて忘れてしまうぐらいなら「少しずつでも自分のものにする」ように意識を変えると気分が楽になるかもしれません。

環境づくりで理解力アップ

どんなことにもそれぞれ最も効果を発揮しやすい環境があります。

読書するために最適の環境は、

  • 周囲の音がうるさくない

  • 途中で話しかけられない

  • 眠くない

こんな条件を満たした時に聴くのがおすすめ。リラックスしながら読書できる環境を整えたいですね。

読書ノートをつけてアウトプット

読書ノートとは読んだ本の「まとめ」を作るようものです。

  • 読んだ感想

  • しく学んだこと

  • 自分の意見

面倒に思えるかもしれませんが、この作業の中にはとても大切なプロセスがいくつも含まれています。

  • 必要と不必要な部分を判断する

  • 大切な部分をまとめる

  • 自分の言葉にする

この一連の動作は復習のために重要で、頭の中でどんどん記憶のネットワークが作られていきます。何度も考える読書ノートで記憶を強化してみてはいかがですか?

読んだ本の感想をツイート

ツイッターで読書の感想をまとめてツイートするのも、いいアウトプットになります。読書ノートもっと凝縮するようなものですね。

  • 読書の感想をまとめる

  • 140文字にまで凝縮する

  • 短くても分かりやすく伝える練習

1冊の本を140文字にまとめるのはとても大変です。しかしその本が濃縮された140文字だと思うと、とても貴重なものになるでしょう。

面白い本があったらぜひ教えてくださいね。Dash(@DashEnglish1)

読書が頭に入らない人におすすめの本

僕は読書ノートとして簡単な要約と感想を書いたものをまとめています。良ければ参考にして下さい。

おすすめの本はレビューもしているので新しい本を見つける際の手助けになるかもしれません。

色んな方法で読書を楽しんで!

読書をしているけど、「頭に入らない」と悩んでいる方に向けて原因と対策を解説してきました。

色んな読書術を説明しました結果、リラックスして楽しみながら読書することが理解するために1番の方法でした。

効果や効率に注目するのも大切ですが、お気に入りの飲み物とともにゆっくりと読書の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。「スキ❤️」や「フォロー🌟」をしてもらえれば泣いて喜びます😭

【こんな記事も書いてます】


サポートありがとうございます!1日2杯のコーヒーが楽しみなので、カフェでちょっと美味しいコーヒーを買わせてもらいます