誰だって申し出ていい

連休明けの月曜日、うだるような暑さ、台風接近に伴う低気圧、遅延した電車による混雑
電車内で目の前が真っ暗になり、立っていられなくなった。
目的にではない次の駅で降りてホームのベンチで休む。

少し落ち着いて、ホームの自販機で水を買う。
会社には遅刻して出勤する旨を連絡。
心なしか楽になってきた。
ホームの売店で塩タブレットを買う。
すんごい楽になってきた。
身体中に塩分が巡る。血液が喜んでいる。

いつもは一駅手前で降りて歩いて向かう会社。
今はとてもじゃないけど将来的な健康を考えることができない。
今日、今、少しでもダメージを抑えて会社へ向かわなくては。
会社の最寄駅から社屋まで、できる限りエネルギーを使わずただ歩くだけに徹した。

遅刻したことに引け目を感じつつ、「いや、こんな暑さなんだから、ねぇ、、許してや」と内心。
実際、会社のメンバーも皆心配してくれた。
ありがたや

ちゃっかりしっかりお昼ご飯もいただく。

が、ランチから戻る道中にまた体調不良へ。
どうもお腹が痛くて、吐き気がする。

わたしも社会人になって何年か経っている。
自分の身体とも二十数年付き合っている。
「これは、まずい」
早めに、帰れるうちにと早退を申し出る。

午後は休暇にするつもりだったが、帰路でまただいぶ回復した。
自宅に着いてからは在宅勤務へ切り替えて業務。
有給も減らすことなく、無理なく1日を過ごせた。

体調不良になったことや遅刻したことだけをクローズアップすると、今日はあまり良い1日ではなかったかもしれない。
それでも、最悪の状態になる前に休み、手を抜き、迅速に申し出る。
そして、十分に回復したら業務に戻る。
自分に甘いわたしとしたら200点満点の1日だ。
わたしの申告を速やかに受諾してくれた会社にも200点をあげたい。
本当にありがたい。金メダル。

晩ごはんは冷凍うどんでいいだろう。
お風呂に入ったらアイスを食べよう。

今週はあと4日もある。
挽回するなら十分な日数だ。
(まぁ、働くとなるとキツイけど、、、、、)

体調不良になって、なんかポジティブになった1日のお話でした。

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