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バーチャルオフィスの活用法

「ハロハロラボ」というNPO法人で理事をさせていただいています。
主にホームページを含む広報ツールのデザインを担当しています。
ハロハロラボは、こどもたちのための団体です。
学校のほかでも学ぶ場所、楽しい居場所、安心する場所を……と、代表のおがわさんとみんなで作り上げている集まりです。(詳細は、団体のnote等をご覧ください。)

ハロハロラボにはいろいろなコンテンツ(学びや遊びの企画)があるのですが、ことしの5月から新たに「自習室」を始めました。

メタライフ(MetaLife)というバーチャルオフィスを利用した、ハロハロラボのだれもが自由に入退室できるメタバース空間です。
午前中の好きな時間に、人の気配を感じながら作業(学習や読書、工作、エクササイズ、ほかなんでも!)をするもよし、ただ立ち寄るもよし。
部屋には1階/2階とあり、1階は自習室、2階は休憩室になっていて、いつでも 学習 ⇔ 息抜き ができるようになっています。

この自習室を立ち上げたいと思ったきっかけは、娘の自習時間での距離感を試行錯誤した結果でした。
ぴったりと横に居て学習を見守るのもいいのですが、我が家(というのか、わたし)の場合は
「分からないところがあれば聞きに来る」、
「(娘もわたしも)それぞれの学習・作業をしているような、対等な雰囲気作り」などが
できれば理想じゃないかなと感じました。
(あと、過保護気質を自覚しているので、目の前で悩んでいたり間違って書いたりすると、本人が聞いてくる前についつい口を出したくなる……というのもあり。苦笑)

というわけで、当初は娘のために個人的に部屋を作ったのですが、「もしかして、利用してみたいお子さんがほかにも居るかも?」と思い、ハロハロラボとして公式にオープンさせていただきました。

バーチャルオフィスの使い心地はすごく良いです。
取り込み中・作業中の場合は、デスクに座っておけば周りも認識できるので、お互いに邪魔をしてしまうこともないですし、休憩室にだれかが居れば気軽に交流もできます。

一人で、自宅で、日々タスクをこなし続けるには意欲の維持が大変で、例え大人でも苦労をする場面が多いと思います。
「同じ空間でそれぞれが何か(学習)しているんだ」という一体感を味わうことで、少しでも励みになれば良いなと願いながら、これからも自習室を開けておこうと思っています。

◆テーマ画像で使用した、女の子のイラストは
shigureni free illust さまからお借りいたしました。
すごくかわいくて大好きです。眺めているだけで癒やされています。