訪問看護との出会い

私はとある企業で現役サラリーマンしながらこの度、医療介護を中心とした会社を立ち上げました。
きっかけは親族の訪問看護や介護サービスを間近で見て、
あーこれは世のため人のためだなぁと感じ、そのために
色々な所から情報を取り寄せ、実際の運営を知ってる人間を運営に組み込んで、立ち上げを開始していきます。

そんな中の気づきとして
病院の医療サービス提供と訪問看護の医療提供サービスは
同じように見えて、異なる医療提供サービスとなります。

サービスの優劣の話ではなく、
エンド(より詳細な目的)が異なるため、そういった意味で異なるサービスとなります。

病院の医療は、退院させるために治療を行うことが目的となります。
そのための医療機器や人員体制は充実しております。

訪問看護の医療は、退院後に自宅で生活を営むために、自宅にある環境を踏まえて、
それに沿ったサービス提供が必要となるため、
状況判断を行い、ミクロな部分は個々で異なります。

当然どちらも重要ですし
計画に基づいてこなせる事は共通した要件ですが、
訪問看護は相手の生活に沿ったものも含めて、患者様、あるいはお医者様、介護関係者と最適な方法を導き出せるアセスメント力やチーム力が必要となります。
考え方として、自分が日々を暮らしていくに際して最も良い状態でいたい。
そのためにどうすれば良い?
これを考えて、合意の元に一緒に取り組む
これだけです。
あとは学校や日々の臨床で学んできた事を行うだけ。

マインドや知識、スキルは看護師や理学療法士、作業療法士、介護士の方々は必ずあると思います。

また、統計でも示されてる通り、全体の70%以上は終の住処をご自宅で希望されてます。
このサービスはそれを実現させるためには欠かせない役割であり、そのため看取りについても直面して行くシーンはたくさんあります。

その人々にとって、エンディングノートはそれぞれの心の中で持ってらっしゃいますし
エンディングを迎えるにあたり、
我々の役割は大切になります。
現実的な意味においても安らかに迎えられるように取り組む。

そこにはひとつの、医療介護の矜持が
あるのではないでしょうか。

そんな現場が素晴らしいと思ってくれる
医療者とともに、事業を行っていきたい
そう思ってます!

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