医療介護コンサルティングチーム

訪問看護、介護、訪問診療等をコンサルティングしています。実業から得たノウハウや知見を、医療介護関係の経営者様等に知ってもらい、利用してもらいたいと思っております。 医療×ICT、働き方改革等、さまざまな面で貢献していきたいと思います。

医療介護コンサルティングチーム

訪問看護、介護、訪問診療等をコンサルティングしています。実業から得たノウハウや知見を、医療介護関係の経営者様等に知ってもらい、利用してもらいたいと思っております。 医療×ICT、働き方改革等、さまざまな面で貢献していきたいと思います。

最近の記事

子どもの成長と未来を支える取り組み マンツーマン療育型『放課後等デイサービス』

放課後等デイサービスについていろいろとシリーズでお伝えしていますが、一概に放課後等デイサービスもコンセプトが異なるようで、どういった内容かを紹介させていただきます。今回ブロッサムジュニア川崎平間教室様の内容を転載させていただいております。 ブロッサムジュニア川崎平間教室では、発達に特性を持つ2歳から5歳の未就学児を対象とした『放課後等デイサービス』を運営し、子どもたちの成長を支援しています。朝10時から13時までの時間帯に、多機能型の教室としてマンツーマンの個別療育を実施。

    • 放課後デイサービスでお子さんの「できた!」をサポート

      こんにちは。放課後デイサービスについて支援をしている中で、そもそもどんな場所?という基本的な部分を聞いてみました。 放課後デイサービスは、学校が終わった後に通える福祉サービスで、発達障がいやダウン症、またその傾向があるお子さんを対象に、社会性や日常生活のスキルを学ぶ場を提供しています。ご家族にとって、お子さんが成長し、「できた!」という成功体験を積み重ねることは何よりの喜びです。ここでは、放課後デイサービスがどのようにお子さんの成長を支え、どのような価値をもたらすのかについ

      • 放課後デイサービスで働くメリットとは

        こんにちは。久々の投稿となります。 放課後デイサービスを運営している友人と話をしていて、訪問看護や施設系の理解はしていますが、 実際にどうなのかをまとめてもらいました。 なるほどなと、、お金以外の価値っていうのも大切だなと思います。 放課後デイサービスにおける理学療法士の働き甲斐 20代〜30代の理学療法士にとって、放課後デイサービスでの仕事は、単なるリハビリの枠を超えたやりがいに満ちた経験となることが多いです。ここでは、若い理学療法士が感じる魅力とその理由を探っていきま

        • 訪問看護ステーションにおけるトリアージの考え方

          こんにちは、久々の投稿となります。 運営している訪問看護ステーションで、利用者からの連絡で、 体調がすぐれないので来ないで欲しい とありました。 利用者の考え方を尊重する という意見と そういう時だからこそ、訪問して状態を把握して報告、対処するべき と意見が分かれる事があります。 どちらも一理ある中で、、ひとつの見解をお伝えしたいと思います。 訪問看護ステーションは、在宅で療養する方々にとって生命線とも言える存在です。その役割は、病状の悪化を防ぎ、患者のQOL

          訪問診療クリニックこそケアマネ事務所を運営するべき理由

          こんにちは、今回は訪問診療クリニックを運営検討される医師や医療法人の方に届けたい内容となります。 訪問診療クリニックを運営すると得てして訪問看護や訪問リハを附属させることが多いですが、、 いやいや、むしろ居宅介護支援事業所(ケアマネ)こそが勝ち筋だと考えます。 それについて下記に述べたいと考えます。 取り巻く環境 近年、高齢化社会が進展する中で、 訪問診療クリニックがますます需要が高まっています。 これは、高齢者や身体的に不自由な患者にとって、医療サービスを提供する上で便利

          訪問診療クリニックこそケアマネ事務所を運営するべき理由

          4月より開業or事業支援を行います

          こんにちは、Xにもお伝えしましたが、 4月より限定2社、開業or事業支援を募集いたします。 支援内容は以下の通りです ①事業に関する事業計画全般の作成or見直し ②採用に関する支援 ③各種書類等の確認及び整理 ④人事評価等のルール作り ⑤各種オペレーションのルール作り ⑥営業活動の指導等 新規開業の方に関しては ⑦新規指定申請関連、届出の支援 ⑧管理者向けの支援 ⑨経営全般についての支援(必要な方のみ) ⑩出店エリアの選定(リサーチ) こちらを支援いたします。 基本的に

          4月より開業or事業支援を行います

          労働とボランティアについて考える

          こんばんわ。今回はX上でも少し論争になった、 居宅において利用者が困っている事について無償でサービス提供する件について、結局何が正しいのか?についてを独自の視点で解説していきたいと思います。 まず、前提として、 訪問看護の居宅先で蛍光灯を変えて欲しいという要望があったとします。それを無償で変えてやる事について意見を言われ、こんな事もしてやれない訪問看護は最悪だ!病棟での考え方と異なる考え方だ! という事から巻き起こったわけですが、、 持論としてまず述べますと、 無償でサー

          労働とボランティアについて考える

          マインドセラピーとは?

          こんにちは。 今回は、我々のコンサルティングで強化している マインドセラピーについて述べたいと思います。 ◽️マインドセラピーとは? マインドセラピーは、心理療法の一種で、クライアントの心の健康や幸福感を向上させることを目的としています。主に会話や認知行動療法などの技法を用いて、心理的な問題やストレスに取り組みます。 ◽️それはどう言った事に効果があるか? マインドセラピーでは、クライアントが抱えるさまざまな問題や課題に対処するために、以下のような方法が効果的です:

          良い職場の見分け方とは

          こんにちは、今回は求職者にとって、 転職活動で前提条件として、良い職場 という考え方があるかと思います。 良い職場の定義はその人たちの価値基準によって変わるため、Aにとって良い職場でもBにとっては少し悪い職場になる可能性はあります。 これは医療にかかわらず、全般的に言えることかもしれませんが、 今回は良い医療職場を見分けるためには、以下のポイントを確認することが役立ちます: 1. スタッフ同士のコミュニケーションとチームワーク: 面接や見学の際にスタッフとの会話を通じて、

          認知症についてどう伝えるべきか

          こんにちは、ケアマネさん含めた居宅介護サービス、在宅医療を行っていると、必ずと言っていいほど直面する症状に認知症があります。 早めの対策で認知症の治療に当たることは大切なことですが、関係者のみなさん口を揃えていうこととして、 ご家族あるいは当事者に提案しているものの、 認めない等といった主観的な判断により、 治療等が遅れる、あるいは治療しないといった傾向が多く見られます。 癌だったらどうなんでしょう?高血圧だったらどうなんでしょうか?認知症は当事者家族にならないと大変さがわか

          認知症についてどう伝えるべきか

          病院と比べた場合の在宅医療の優位性について

          こんにちは。本日は病院と比べた場合の在宅医療の優位性について述べたいと思います。 医療介護の計画上、病院での役割や、 病床の有効活用の観点や患者様本人等の希望から、在宅医療への切替が進んでいきます。 在宅医療での医療行為に限界はあるものの、 昨今の技術や、在宅を担う医療機関や居宅サービス等、充実してきてます。 医療の即応体制や処置等の可能な範囲で考えると、病院の方が当然優位性はありますが、 総合病院(外来)と比べて 訪問診療と訪問リハビリが連携することで、 病院と比較して以

          病院と比べた場合の在宅医療の優位性について

          在宅医療に求められていること

          こんにちは。今回は訪問診療の運営の中から 起こった事象について、考察を述べていきたいと思います。 我々はコンサルティングを行いつつ、 訪問診療、訪問看護、訪問介護の運営自体も 並行して関与しており、 そこから得た知見と、マーケティング理論 (オフライン、webマーケティング共に) それらを実際にミックスしながらコンサルティングの判断基準に落としていってます。 従って机上の空論ではなく、現場で起こっている事象に基づいた判断により運営の支援をしていくため、精度は高いものとなってお

          在宅医療に求められていること

          「女性理学療法士と訪問リハビリのメリットと働きやすさ」

          こんにちは、訪問看護ステーションを運営していると、ケアマネさんからのニーズとして、女性の理学療法士はいませんか?といった事をよく耳にするかと思います。全体的に見ても、理学療法士の男女比で考えると、女性は少なめのようで ※それでも昨今は増えてきてます http://50th.japanpt.or.jp/trend/#:~:text=%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%A7%E3%82%82%E7%90%86%E5%AD%A6%E7%99%82%E6%B3%95%

          「女性理学療法士と訪問リハビリのメリットと働きやすさ」

          リハビリの評価とADLの改善について

          訪問看護において、 リハビリを導入しているステーションは多く、 自由度のある手技故に、スタッフ毎でスキル差もあり、改善されてない?とか、マッサージばっかりして、、と、 よくご指摘をもらう事もあるかと思います。 少しでもそれを防ぐべく、 リハビリのあり方について、こちらに示しました。 はじめに リハビリテーションは、患者の健康と生活の質を向上させるために不可欠なプロセスである。本論文では、リハビリの評価とADL(日常生活動作)の改善に焦点を当て、初見の評価の重要性、評価を

          リハビリの評価とADLの改善について

          居宅関連事業(診療、看護、介護)のコンサルタントとして

          こんにちは、株式会社ダーウィンのコンサルタント部門でございます。個人ではなく、集団として、 経営企画、人事、財務、マーケティング、webプロモーションといった事を複合的にコンサルし、事業成長を行ってきているグループです。 いずれのメンバーも上場企業の営業、マーケティング、人事部門で基礎的な部分を磨いてきました。 基礎的な知識を持ちながら、訪問看護、訪問介護、訪問診療のコンサルタントとして、あるいは事業運営責任者として、多くの活動をしてきました。その知見等をシェアして、これから

          居宅関連事業(診療、看護、介護)のコンサルタントとして

          生きる目的がある人向けの緩和医療: ご子息の特別な瞬間への支援

          こんにちは 今回は実例に基づいた支援についてです。 末期の肺疾患を持つお父さんが予後短い状態で在宅に戻って来ました。 そこでの目的として、 通院に体力を使うのはシンドイ。 娘が3名いて、真ん中の娘の結婚式と下の娘の出産が来年の春頃を予定しているので、 そこまで生き抜きたい という要望に 在宅の先生とチームワークを組んでいる内容です。いくつかの打ち合わせとして以下の要素で検討しました。 セクション 1: 末期の肺疾患と緩和ケアの基本を理解と緩和についての理解 • 末期

          生きる目的がある人向けの緩和医療: ご子息の特別な瞬間への支援