白河だるまのリアルを伝える「だるメディア」

約300年続く老舗企業の14代目。「伝統産業を成長産業に」を目標に日々邁進中。このマガ…

白河だるまのリアルを伝える「だるメディア」

約300年続く老舗企業の14代目。「伝統産業を成長産業に」を目標に日々邁進中。このマガジンでは、後継4年目の私が白河だるまを成長させていくための挑戦や成功、失敗談などのリアルな日常を赤裸々に報告することで、ものつくり企業や伝統工芸の方々のお役に立てればと思います^^

最近の記事

展示商談会に出展する前に絶対するべきこと!

展示商談会前はやることがたくさんあると思います。販促物を用意したり、ブースデザインを考えたり、運営会社と打ち合わせしたり、提出資料が多かったり…。やることが多すぎて実際訳が分からなくなります(基本的に営業部が一人のため)。 ただ、どんなに時間がない中でも絶対に「売上目標から逆算した KPI の目標設定」をしてください。本当は準備しなければならないことはたくさんあるのですが、最低限これだけをやっておけば、展示会後のフォローや次の展示会への指標を設定することができ、「注文が取れ

    • プレスリリースって書いてる?

      どうも。だるまです。みなさんはプレスリリースを書いていますか?この話をすると「書き方がわからない」や「書いてもどうしていいかわからない」などのお話をよく耳にします。 結論から言うと商品の発表やイベントの告知などプレスリリースは"絶対"に書いたほうがいいです。下手でもなんでも書いたほうがいいです。私もプレスを書くのが得意ではないですが、新商品の発表やイベントがある際はプレスを書くようにしています。僕もそんなに数を書いている方ではないのですが、今回は簡単なプレスの書き方と私が注

      • 白河だるま市の裏側〜場所決め〜

        どうも。だるまです。今回は毎年約15万人が訪れる白河だるま市についてお店の場所決めについてお伝えしていきます。だるま市を知らない方によく聞かれるのです、朝9時〜19時まで旧市街地の約1.5キロを歩行者天国として解放し数百の屋台が並びます。例年、歩道の両側に屋台が並んでいたのですが、緊急車両などの安全面の関係で昨年より片側のみになりました。私が子供の頃はカメすくいや型抜きなど成功すればお金をもらえる完全成功報酬系の露店があったのですが、最近見なくなりました…。またやりたいですが

        • だるまランド構想

          どうも。だるまです。昨年からSNSでよくだるまランドについてつぶやいていたら「だるまランドって何?」とよく聞かれるようになりましたので、今回はだるまランド構想についてお伝えします! だるまランドとは?だるまランドとは、体験と産業観光をメインとしてリテールテイメントを目指した小売店です。お客さんがだるまのコンテンツを「見て、学んで、体験できて、楽しめる」来たお客さんを「だるま好き」に変える店舗を目指しています。現在はもともと本店だった白河市の歴史的建造物を曳家して、リフォーム

          【読書感想文】2025年、人は「買い物」をしなくなる

          どうも。だるまです。多いのか少ないのかわかりませんが年間30~50冊くらいは本を読むんですよ(意外と本好き)。読む本のジャンルは「地方創生」「経営戦略」「マーケティング・ビジネスモデル理論」「近未来」に関する本に分類されてきたなぁと感じてます。今回は”2025年、人は「買い物」をしなくなる”を読んでみた感想を記事にしてみました。まず、タイトルに引かれて手にとってしまった感じですよね。内容を読んでみても、2025年は早すぎるだろ!と思いつつも、近未来的にはそういった方向に流れて

          【読書感想文】2025年、人は「買い物」をしなくなる

          日経トレンディに記事広告を出稿してみて

          どうも。だるまです。突然ですが、みなさんは広告営業の説明を受けた時に内心こう思いませんか?「実際、記事広告ってどれくらい意味あるの?」「費用対効果ってどうなの?」って。僕もそう思っていました。どんなプロダクトもサービスも信頼感やスピード感を持って成長させたい場合には、自ら広告を出稿する必要も出てきます。そこで今回は実際に日経トレンディに記事広告の出稿依頼をした時のお話させていだだきます。 記事広告とは?一般に新聞や雑誌、ネット記事でPR内容が通常の編集記事とよく似た体裁で編

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          【だるみくじ】2019年を振り返って

          零細企業にありがちなどんぶり勘定…今までざっくりとしか管理してこなかった社風。2020年の目標はしっかり管理する癖をつけよう!ということで、まずはだるみくじの目標設定を毎月、進捗評価を毎週行います!2019年をさっと振り返ります。 振り返るは2019年ざっとおさらいするとだるみくじは、2018年11月に本格的に始動!2018年12月にはガチャガチャの機械は200台が稼働していました(単発のイベントも含める)2019年の1月が終わると、約40台?の機械が返ってきて、倉庫の中が

          【だるみくじ】2019年を振り返って

          【Hanjiro】2019年を振り返って

          どうも。だるまです。2016年12月に福島に帰ってくる手土産として「 LINE Friends」とのコラボレーションを皮切りに、だるまの可能性に挑戦してきて早3年…。当初はだるまだけではなくはりこ商品(赤べこや招き猫など)とデザイン性を掛け合わせて商品展開をしていく予定でしたが、会社のだるま色が強すぎるのか白河だるまとのコラボ案件しかほとんどこないようになりました…。そうですよね、だって名前が”白河だるま総本舗”ですもん。だるましか作ってないと思いますよね…。 本当は赤べこ

          伝統産業はデザインで生まれ変わる。

          伝統産業が衰退してると感じた時…。 「だるまって買ったことありますか?」これが大学のクラスの自己紹介でした内容です。その時ほとんどの友達がだるまを自分で買ったことがなく、「おじいちゃんおばあちゃんの家に行くとあるよね!自分じゃ買わないよ。」と一人の友達にいわれました。 友達からの笑顔の報告。 震災をきっかけに東北の伝統産業に注目が集まり、エコロジカルでサステイナブルなあたらしいライフスタイルを可能にする日用品を提案するプロジェクト「East Japan Project」

          伝統産業はデザインで生まれ変わる。

          2020年の目標!

          どうも、だるまです。早くも年明けてから2週間が過ぎようとしています。皆さんは2020年の目標が決まりましたか?今年は初詣いけてないから神頼みできませんでしたので、2020年の目標達成をnoteに綴って”紙”頼みをしようかと思います。 誰でも簡単マニュアル化!まずは昨年を振り返ってみると昨年は初めて会社として大卒を雇いました。(万が一、転職したとしても困らないように)自立的に動けるようになって欲しく、常に問題を与えて、簡単に答えを教えず、考える癖を養ってもらえればな…と思って

          【初投稿】なぜ家業を継ぐことを選んだのか

          初めまして。福島県白河市で江戸末期から白河だるまを作り続けている企業の14代目後継の渡辺高章です。現在では、「伝統産業を成長産業に」を目標に、まずは「だるま好き」を増やすことから始めています!このマガジンを通して、白河だるまを知ってもらい、興味を持ってもらい、好きになっていただければと思います。 有意義?だった学生時代私は、福島県白河市で生まれ、野球に励み(そこそこの結果を残す…)、震災の年に高校を卒業しました。高校卒業後、体育の先生になりたく日本大学文理学部体育学科に入学

          【初投稿】なぜ家業を継ぐことを選んだのか