見出し画像

入学式から3回目の登校の日【思い出】

桜の花がなんとか全部散らずに
持ち堪えてくれた
2017年4月6日。
娘の入学式の日。

おじいちゃんに買ってもらった
ピカピカの真っ赤なランドセルを
小さな背中に背負い、弾けそうな
笑顔の娘といっしょに、家からすぐの
小学校に歩いて行った。

入学式の最中は、不安と緊張のためか
少し、表情が硬い娘。
担任の先生の発表があり
教室に入る頃には
いつものニコニコ顔になっていた。

帰宅後、娘は興奮気味に
「もう友達ができたよー」
「楽しかったー」
「明日からも楽しみ!」
と、学校で配られたプリントなんかを
ランドセルから出しながら
わたしに話してくれた。

次の日も
「小学校って楽しいね」
と、帰って来たらすぐに言った。

良かった!!
わたしのあれやこれやの心配は
現実に、ならないな。
楽しく学校に行ってくれて一安心。

幼稚園の年長さんの頃
いきなり「幼稚園キライ、行かない」
と、言いはじめ、、、
しばらくの間、幼稚園の先生方に
随分とお世話になったことのある
娘だから、わたしは心配していた。
新しい環境で、またイヤにならないか?
学校が楽しいと思えるか?
と。

土・日を挟んで
月曜日。
入学式から3回目の登校の日。
給食が始まった。

帰って来た時の娘の表情、、、
???
違う。明らかに暗い。
「どうしたの?」とわたし
「給食の時間に先生に注意された・・・」
と、娘。

まさかまさか、次の日から
娘の壮絶な「行き渋り」が
始まるとは、のんきなわたしは
この時、思いもしなかった。



この記事が参加している募集

#育児日記

50,078件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?