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HSCは治すものじゃなく 伸ばすもの【思い出】

残暑が厳しい2017年9月。

2学期、小学校でのメインイベント
「運動会」。
どうしてなのか?
運動会、学芸会の練習に
先生方はものすごく力を入れておられる。

わたしは、完成度の高い低いより
子ども達が楽しく参加している
姿を見たいと思う。

けれど、先生方は完成度をより高く!
そして、、、指導がヒートアップ!!

HSCの娘にとって最も苦手な
大人数での練習、大声での注意。
2学期早々に始まった運動会の練習。
行き渋りが激しくなった。

全校生徒での運動会の練習は
娘には地獄で、練習中は
ずっと泣いていた。
全校生徒の注目を浴びても
お構いなし!
見ているわたしがなんだか
居心地が悪かった。
こんなに大勢の前で泣きわめける
そのメンタルがむしろうらやましいと
思ったくらいだ。

スクールカウンセラーの先生が
娘の横にピッタリついて
見守ってくださったが、、、
全然泣き止まない。
困ったものである。

母子登校で良かった点もあった。
運動会の練習を毎日見られたし
リハーサルでは、保護者はわたし1人
席取りなんてしなくても
ゆっくり運動会を堪能できた。

1学期の最後にHSCの本と出会い
わたしは、なんだか心に余裕が
できていた。

スクールカウンセラーの先生にも
娘がHSCという気質だということを
お伝えし、先生も理解してくださった。

何より
HSCは治すものじゃなくて伸ばすもの!
と、いうことが分かり随分楽になった。

HSCの娘を矯正する必要はなく
環境を整えてやればいいんだ!

そしたら、のびのびと生きてゆけるし
娘は非常に生きやすくなるんだ。
そう、考えられるようになった事は
本当に良かったと思う。

そして迎えた運動会当日。
日曜日なのに心配して
カウンセラーの先生が
駆けつけてくださった。

練習であんなに泣いていたのが嘘のように
とても楽しそうに運動会に参加する娘。

本番だと先生は怒らないし
明日からもう練習ないから楽しい!
という事らしい。

まったく!
お騒がせしてすみません。
と、カウンセラーの先生に
何度、頭を下げたことか、、、。



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