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ゴッホが娘を描いていた?!【今】

丸の内にある三菱一号館美術館の
開館10周年記念 企画展
『画家が見たこども展』に
娘と2月24日に行ってきた。

テレビを全く見ないわが家、
情報が遅くて乏しい。

この日も、休日の銀座、丸の内界隈が
なんでこんなに空いているのかな?
と思っていたくらいだ。

この4日後、美術館が臨時休館となり
娘が学校から持ち帰った
コロナウイルスに関するお便りを見て
はじめて、事態が深刻だと気づく
なんとも、のんきなわたし。

そんなわけで、全く気にもせず
美術館に出かけた。

のんびりと絵の鑑賞ができ、
幸せなひととき。

ピエール・ボナール、モーリス・ドニ
エドゥアール・ヴュイヤール
フェリックス・ヴァロットンなど
ナビ派と呼ばれている画家たちが
描いた「こども」の絵を中心に
このグループに大きな影響を与えた画家、
ゴッホ、ゴーギャンの絵も同時に
見ることできた。

ゴッホがアルルの地で友人となった
「郵便配達人」ジョゼフ・ルーランの
末娘マルセル・ルーランの肖像画を
目の前にして、すごい生命力を
感じると同時に、、、
ん!?このふてぶてしい"下膨れ"
娘の小さい頃にそっくり!

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そう、思ったがさいご、
マルセルの肖像画は娘にしか見えない。

ゴッホの絵が
自分の小さい頃とそっくりで
娘はおおはしゃぎ!!

こんな楽しみ方があってもいい!はず。

いつの時代の子どもたちも世の中の
ことをよく観察しているなとか、
当時の子どものファッションが
お人形みたいでかわいいけど
動き辛そう!とか、
いろいろな楽しみ方ができる
素晴らしい企画展だった。

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結局はゴッホが描いた、娘にそっくりな
マルセルの肖像画に出逢えたことが
なによりの思い出になりそうだ。


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