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HSC日記

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ひといちばい敏感なHSCの娘の過去と現在進行形と。
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#ひといちばい敏感な子

河合隼雄 著 「こころの子育て」 で エネルギーチャージ!

わたしは、娘が6歳になって初めて 子育てに関する本を読んだ。 娘が小1の頃、ずっと教室の後ろで 一緒に授業を受けていたのだけど、 その時はほんとに、本を読む時間が たーーっぷりあった(^^)v たまに、娘のクラスメイトと 一緒になって、"フルーツバスケット"や "ぶたのしっぽ"(確かそんな名前…) などのゲームをやる時以外は 基本的に、わたしは、娘に 「かあさん、一緒の空間にいるよ!」 と言う、安心感を与える為に 居たわけだから、やる事がない(笑) だから、本をたくさん

HSCの娘 魂が抜けるとき

きのうの"note"で、 『娘は、たまに、学校で先生が 叱ったり、怒鳴ったりするのを見ると 「口から魂が抜けていく」と ちょっとおかしな事を言う』 と書いたのだが、書いたあとで これってすごくHSCの娘らしいなと 思った。 娘が大好きな本 "HSCの子育てハッピーアドバイス" 明橋大二 著 もちろん、親のわたしが読む為に 買った本なんだけど マンガになっていて、子どもでも 読みやすい。 娘はこの本を読んでゲラゲラ笑ってる 全部自分の事が書いてあるみたいで 面白いんだと

なぜ?どうして?娘の不思議!!【思い出】

2017年11月初旬 2学期も折り返し。 お騒がせの運動会も無事?終わり 娘は朝から大泣きする事もなくなり 始業に間に合うように教室に入り 朝の会も参加できるようになった。 わたしが一緒にいる。 ココを除けばとても普通! 母と一緒に登校しているのは 校内見回しても娘だけだ。 だから、どうした! 母がいたら学校に行けるんだから それでいいじゃないか! と 思っていたはずなのに。 だんだんと寒くなる学校の廊下。 そこで何時間も過ごすのは 本当にとても辛かった。 娘も調

大きな安心とほんの小さなご褒美 苦手な学校に毎日通えるようにした工夫【思い出】

HSCの娘は 突発的な事 一気にたくさんのタスクをこなす が苦手だ。 だから 月の初めに、「ひと月の予定」を 書き込んだカレンダーを 娘とわたしで作成した。 それから 今日は「何をするか」を毎朝、紙に書き わたしが帰る時間 と 頑張る事をひとつ 娘と一緒に決めた。 頑張る事と言っても 「今日は泣かない」とか 「母さんは教室の中じゃなく 廊下にいても大丈夫」とか ハードルの低ーい事だ。 カレンダー作りと、朝、予定を紙に書く たったこれだけの事だけど 娘にとっては大きな安心

凍えるような 小学校の廊下で 心がホッと温かくなり フワッと軽くなる【思い出】

陽当たりの悪い、鉄筋コンクリートの 建物は真冬じゃなくても ものすごく冷える。 娘が入学する2年程前から 子どもの数が急に増え 娘の通う小学校では教室が 足りなくなっていた。 娘の教室はかつて、倉庫として 使われていたそうで 校内でも、1、2を争う陽当たりの 悪い場所にあった。 とりわけ廊下側は1日中 陽当たりがほとんどなく 10月も中旬を過ぎた頃から ひんやりを通り越して寒かった。 運動会が終わり 娘は学校で泣く事もなくなった。 相変わらず、わたしは お弁当持参で

「めあて」って何? 授業の最初の不思議な呪文 「めあて」に違和感を抱く【思い出】

時代は令和。 なのに昭和な教育現場。 娘が小学1年生のときは 正確には、まだ平成だったけれど。 平成29年。 昭和が終わり29年もの月日が 流れている。 毎日毎日、母子登校をして 教室の後ろで娘と一緒に 授業を受けた。 昔よく見た、スライドの姿は消え 立派なスクリーンとプロジェクターが 教室にある。 学校で配られるワークブックは どれもアニメのキャラクターが 表紙を飾り、なんだか騒がしい。 これで、子どものヤル気が出る とでも思っているのか、、、? 気が散ってしかた

HSCは治すものじゃなく 伸ばすもの【思い出】

残暑が厳しい2017年9月。 2学期、小学校でのメインイベント 「運動会」。 どうしてなのか? 運動会、学芸会の練習に 先生方はものすごく力を入れておられる。 わたしは、完成度の高い低いより 子ども達が楽しく参加している 姿を見たいと思う。 けれど、先生方は完成度をより高く! そして、、、指導がヒートアップ!! HSCの娘にとって最も苦手な 大人数での練習、大声での注意。 2学期早々に始まった運動会の練習。 行き渋りが激しくなった。 全校生徒での運動会の練習は 娘に

ついに!お弁当持参で一日中の付き添いが始まった!!【思い出】

9月1日。 学校にうまく通えない子どもたちに とって、いちばんイヤな日。 内閣府が発表した情報によると 過去40年間の18歳以下の自殺者数は 9月1日の夏休み明けに集中している という事だ。 小学1年の娘は、学校にうまく通う事が 出来なかった。彼女にとって 9月1日は、恐怖の日だ。 じいちゃんの家から自宅に戻った 8月6日頃から毎日のように 「あー、学校イヤだなぁ。」と 呪文のようにつぶやいていた。 夜は 「学校でイヤな目に遭う夢を見る。」 との事。 覚悟はしていた

HSC/ひといちばい敏感な子 の お手本みたいな我が娘【思い出】

2017年7月。当時まだ、HSCという 言葉は全然世の中に浸透していなかった。 今でも知らない人はたくさんだし 教育に関わる仕事の人でも 全く知らないということもある。 だけど、2019年の今は 書店に行けば、HSC/HSP関連の本を たくさん見ることができるように なったし、ネットの世界でもHSCで 検索すればいっぱい情報を 得られるようになった。 運命の本と出会って、まず やってみたのは 「HSCかどうかを知るための 23のチェックリスト」。 エイレン・N・アーロン

恐怖のプール授業を体験し運命的な本と出会う【思い出】

1学期の終業式まであと10日ほど。 相変わらず、朝は泣く 直接教室には入れない 2時間目あたりまで 母付き添いでないと授業が 受けられない。 の、娘ではあったが、、、 このスタイルでなんとなく 落ち着いて来たので あとは 時間が解決してくれるかな? と思っていたのだが 甘かった。。。 水が大好き、プールが大好きな娘は 大張り切りで、すごく楽しみに プール授業の初日を迎えた。 小学校のプール。 わたしは楽しい記憶が残っている。 「暑い日にプールに入れていいねー! 楽し