【ユーザーテストを素早く組織に浸透させるには】
皆さん、超オハヨー!シシシだよ( ^ω^ )
「ユーザーテスト」を中小企業で初めて実施しても、実施するタイミングによっては、社内にこの手法がうまく浸透していかない場合があります。
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組織に素早く手法を浸透させるには、プロジェクトの出来るだけ早い段階で実施する事をオススメします。手法の有効性を周囲に理解してもらうことが大切です。
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ユーザーテストとは?
知っている方もそうでない方も、ユーザーテストとは簡単に言うと、開発中のプロダクトを想定ユーザーに触ってもらってUXにおける問題を早期発見しようという手法です。
↑今回のフリー素材です。社内資料にお使いください。
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例えば、ユーザーにこのアプリを使って好きな服を買ってみてください、などのタスクをお願いし、どういうところでつまづくのかを観察します。
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↑今回のイラストです。もしよければ会社資料にお使いください(^◇^)
ユーザーは製作者の描いたストーリー通りに動いてはくれません。テストによって、理想と現実のギャップを確認し、早く失敗に気付くことができれば、後々の設計の軌道修正がしやすくなるんですね( ^ω^ )
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完成品への実施では遅い
さて、本題です。初めてユーザーテストを実施する中小企業でイマイチ社内からの共感を得られないケースは、完成後のプロダクトやサービスの改善の為に行なうケースです。
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このフェーズでの実施では、プロダクトはもう世に出てしまっていて、このアプリの基本設計を揺るがすような大失敗が発見されたとしても、ほとんど開発のリソースは引き上げられていたり、色々な大人の事情で、実際に修正を入れられる部分は少ないです。
結果、プロダクトのアイコンの位置や色がちょっと変えようか、と言ったことくらいの微細な変更に終始してしまう可能性が高いです。
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また、完成品に文句をつけることになるので感謝されるどころか、煙たがられる事になるかも知れません(^_^;)
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誤解を避ける為に補足すると、決してこのフェーズで行うのが意味がない、と言っているのではなく、初めて実施する中小企業では共感が得られにくいということです。社内に浸透した後であればどんどん実施しましょう。
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また、グーグルなどの超大企業のサービスなど、利用者が億を超える企業では、アイコンの位置、文言の変更、0.1秒の差が何億の差を生みます。この場合、微細な変更であっても大変重要です。
早ければ早いほど失敗は許される
一方、プロジェクト立ち上げ時に活用すると、コンセプト(仮説)が正しいかどうかを直接判断できるようになります。そのため、よりステークホルダーたちの共感を与えることが出来ます。
具体的にはMVPをユーザーテストにかけてみて、アイディアの段階から修正を加える、事業としてやるやらないの判断をするなどのドラスティックな変更です。
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結論として、ユーザーテストを組織で導入したいと思っているリサーチャーは、プロジェクトの早い段階に行いましょう。実際にまだモノを作ってないので失敗してなんぼなので、より良い製品を作るため、感謝されると思います。
うまくいけば、今後一気に浸透し、社内でインフルエンスが広がるかもしれませんよ。
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ではまた(^∇^)
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