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詩(24)



それらは旋律を踏み合わせて

虚仮威しやらに異色さえ盲従

矜持を正す真似が幼気に示し

美辞麗句化の一方通行から隙

だから甘くなって反俗的だけ

顛末までも予想外に粒粒辛苦

より一層に鮮明となる沈殿物

疎ましいくらいの夢を捉えた


「 あらずもがな、魔 」




2024.2.7.水 / 深緑死饑

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