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低温調理器を買ったら、スーパーがもっと好きになった

突然だけど、スーパーが好きだ。

おいしいものがたくさんあるし、楽しいし、珍しいものを見つけたらわくわくする。知らない場所に行くと、とりあえずスーパーに入ってしまう。

(テーマパークと動物園と水族館と雑貨屋が一緒になった場所だ、とよく主張するのだけど、大抵かわいそうな子を見る目で見られて悲しい)

特に、何か特別な行事やイベントがある日のスーパーといったら、もう最高だ。

私のお気に入りはクリスマス。クリスマス日の夜遅い時間に売れ残ったローストチキンやシャンメリーは、もはや文学的な物悲しさを醸している。

私は毎年25日の遅い時間に必ずスーパーに行くことにしているのだけど、クリスマスのスーパーは芸術点ランキング1位。おすすめです。

そんなテーマパークと動物園と水族館と雑貨屋と文学を同時に楽しめる、楽しみな季節が今年もやってきた。

巷では、参加者を募ってクリスマスまで記事を公開する「アドベントカレンダー」なるものがあるらしく、note社でも毎年実施している。そこで、私も来る日を指折り数えながら記事を書いてみることにした。

※ この記事はnoteのみんな Advent Calendar 2022の1日目の記事です。

(初日なので真面目に仕事の話をしようかと思いましたが、気づいたら低温調理とスーパーの話になっていました、ごめんなさい)

noteはみんなの「つくってみた・やってみた」を応援するために昨年の12月に新しいカテゴリを開設。

やってみるの大好きな社員が多いnote社なので、みんな色んなことに挑戦しています。

すべてのはじまり

低温調理の話なので、すべては低温調理器を買ったことにはじまる。

私は低温調理器導入組としてはかなり後発だし、マシンもガチ勢に推されがちなBONIQではなく、割とお安めのやつ。

noteに書こうと思って写真撮っていたけど、撮影日が2月だ。1年近くサボってしまった

そして、楽天で勢いよく塊肉を買い散らかした。(まだスーパーは出てこない)

冷凍庫が肉でミチミチになった

よし、やっていくぞ!!!

まずはやっぱり定番の:牛肉

低温調理器といえば、やっぱりステーキやローストビーフなどの牛肉が定番。

密も密な状態の冷凍庫を救うためにも、まずはここからだよね。

ランプとヒレを買ったけど、ランプの方が安いからまずはこっちから

空気が入るとよくないらしく、ジップロックを水につけて空気抜きをする。

その間に温度を設定まで上げていく。設定した温度をこの棒くんがキープしてくれるのだ!

えらいぞ棒くん

ちなみにでっかい鍋がなかったのでアマゾンでこういうのを買った。
(でも、のちに温度高めで低温調理をしていたらちょっと歪んだのでおすすめはしません)

そこにお肉をドボン

低温とはいえ、芸人にも入れないくらいの温度になはっている

あとは待つだけ。初回なので60℃で1時間にしてみた。

高温じゃないから見張る必要もないし、放っておくだけでいいので在宅勤務中なら、退勤時間から逆算してセット可能!リモートも選択できるnoteのメンバーにもってこいだ。

そして1時間後。

写真じゃ伝わらないけどプルプルしていた
ドリップ液を取り除いて焼く!


おいししょう…
切ったらこう!赤い!
そして当然こうなる。IKEAの赤ワイングラスはでっかくてかわいい

また別の日はスーパーに行ったらフォアグラが売っていたので、マッシュポテトと重ねてロッシーニにしました。

スーパーにはなんでもあるなあ。

フォアグラをソテーした時に出る油と赤ワインを合わせてソースに

こんなもん、おいしいに決まっている。

また、別の日はヒレ肉で。

火入れも上手くなってどっひゃー村の村長です
食用花を添えてみた

低温調理の肉自体がばえるので、飾り付けしてあげたくなる。

目に留めたこともなかった食用花を買った。(保健室の味がしたけどカワイイからOK)

ここまで、牛肉が続いたけど、他の物も試したくなってきた。

よし、スーパーへ向かうぞ!

都内に何店舗かあるよしや。生きたサワガニを売っていたり、生きアワビやナマコ丸ごと売っていたりするファンキーなところが好きなので最近の推しスーパーだ。

先述のお花を買ったのもここ。

いろいろ試してみる!

何がいいかなー、とわくわくしながら店内を徘徊する。気分は冒険家だ。冒険までできるようになっちゃったので、やはりスーパーのポテンシャルはすごい。

これまで「煮る」「焼く」「蒸す」あたりしか選択肢がなかったので、「低温調理する」というニューフェイスの登場が食材の幅を飛躍させた。

これって低温調理したらどうなるの??という目線で見る陳列棚はすごく新鮮。食材だけにね。

いくつか見繕ってみた。

金ピカのトレーに入ったイベリコ豚

ロース肉ってこんなふうに骨がついてるって初めて知った。学び。

魚介も行ってみたいよね

安全のために生食用を買う。

ホタテ。わかりづらいけどめっちゃでかい
サーモンと鯛

よしやの商品にはよく「推奨品」ってシールが貼っているんだけど、推奨されたらついつい買っちゃうよね。

いろいろ試してみた結果、私のおすすめランキングを紹介します!

結果発表

第5位:ホタテ

ホタテは低温調理食材の中でも定番ですが、個人的には5位だった。

低温調理したそのままのもの、焼いたもの、焼いてブラックペッパーをかけたものの3種類を作成。

個人的には、表面を焼いたものの方が好き。映え度は上位だった

付け合わせは前にも登場した食用花と、アイスプラント。アイスプラントは初めて買ったけど、少し塩気があってプチプチしておいしいので、この後もリピ買いした。

ソースはホタテに定番らしいオリーブとケッパーのソースで。ケッパーというものの存在を初めて知った。

ケッパーがその後どうなったかというと、まだうちの冷蔵庫の中にいるのです。

というか書きながら気付いたが、そもそもホタテがそんなに好きではなかった。

第4位:鯛

はい、鯛。私は愛媛出身なので、地元でたくさん取れる鯛が好き。でも今回の鯛は東京都産だった。愛媛県産ならもっと上位だったかもしれない。

あと、スーパーで半額だったので鮮度的なものもあるのかも。やや生臭みがあった。

最初は普通に切って盛り付けたけど
ご飯に乗せて三つ葉と出汁をかけたら臭みも消えて飛ぶくらいおいしかった

第3位:牛(ヒレ)

これはさっきたくさん語ったので割愛。

やっぱり定番には定番の理由がある。あとワインに合う

第2位:豚(ロース)

低温調理の魅力って、普段生で食べられないものをレアっぽく味わえることにある気がする。

その欲求を満たして2位に躍り出たのが豚肉。まさか牛を抜いてくるとは。

切ってみるとまだ赤い

「豚肉は生で食べちゃダメ!」が料理界の鉄則だけど、これは火が通っているので問題なし!低温で火入することで、身が赤いままでも火を通すことができるのだ。

ロースってパサつきやすいイメージがあるけど、これは身もジューシーに仕上がって、すごくおいしかった!!
あと、思っていたのと違うところに骨があって楽しかった。

第1位:サーモン

そして栄えある第1位!そう!!サーモン!!!

きれいに切れないくらい柔らかい

これは個人的にダントツでした。普通の脂乗りのサーモンだったのに、サーモンハラスの脂ノリノリのところくらい柔らかくてほろほろ、しかも脂はしつこくない!

低温調理の実力が遺憾なく発揮されていた。低温調理器に「やるな、お前」って言った。まだやったことない方はぜひ挑戦してみてください。

これ「低温調理後にバナーで炙ってお茶漬けにしたら、おいしさの禁忌をおかしすぎて悪の組織に消されるのでは?」と思っていたら、スーパーで家庭用バーナーを見つけたので買ってみた。

こういうの。まだ試していませんが、私が姿を消したらそういうことだと思ってください。

圏外

また、今回牡蠣(オイル漬け)は圏外。

ただ、別にまずいとかでは全然なく、生牡蠣と火を通した牡蠣の中間のような食感でおいしかった。でも、個人的には生か火を通したやつかどっちかの方が尖っていて好きだなと思った。

生っぽい食感を楽しみつつ、数日かけて食べたい、という人にはおすすめかも。

さいごに

アドベントカレンダー1人目なのに、すごくくだらない話をしてしまって不安でたまりません。みんなのハードルが下がっていいはずだと自分に言い聞かせて投稿します。

今年のクリスマス、スーパーには何が並んでいるのでしょう。

イベントの時は通常の商品とは違うラインナップになるので、低温調理できるものが登場するのか、今から楽しみです。

さいごに、私のnoteでの仕事は採用広報なのですが、ここまで採用にも広報にも触れずにきてしまったので(汗)noteの採用についてご案内です。

noteでは、さまざまなポジションでメンバーを募集中です。

また、アドベントカレンダー以外にもたくさんのメンバーが日々noteを書いてくれています。

もし興味を持っていただけたら、私と一緒にスーパーや低温調理について語りましょう!!

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