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ベジタリアン? オバタリアン!

 今の若い人は、「オバタリアン」という言葉を知らないらしいですね。
 ラジオ番組で「オバタリアンって、野菜ばっかり食ってるオバさんのことですよね!」と20代の方が言っていたらしいというのを聞いて、思わず吹き出してしまいました。(本当の意味を知らない方は、是非調べてくださいね)
 “今の若い人”と言っている時点からして、ご想像の通り“昔の若い人”によってこの記事は書かれているわけですが、なぜそんな野菜好きのアラフィフ社員が(オバタリアンでもベジタリアンでもありません!)Dari Kという会社に辿り着き、noteという媒体で発信を始めたのかというきっかけについてお話しておこうと思います。

本店リニューアル後外観_181215

 Dari Kは創業10年目の若い会社です。社員もほとんどが20~30代で、新入社員で私と同時に入ったRさんに至っては、うちの長男の方が年齢も近いです。
 そんな会社に3人の子持ちで、メーカーの広報を辞めてから18年ものブランクのある私が再就職しました。実際には、履歴書上はブランクでも、フリーライターとして仕事をしていたのですが、フリーを辞めて、会社員となることを決意するに至った経緯は、めちゃくちゃ長くなるので、また別の機会に(聞きたい方がいたら)話すことにします。

 それはともかく、40代後半での再就職は想像を絶する大変さでした。もちろん、Dari Kに至るまでに色んな会社を受け、自分ができること、つまり文章が書ける、編集ができる、デザインも少しならできる、英語も話せる…と面接の場でアピールしていて、そんな人物を会社は求めていないのだということに気付くに至りました。
 多くの会社がアラフィフの子持ちの女性に求めていることって、そんなに多くはなかったのです。つまりは、もっとスキルが限定的である一定期間がきたら置き換えができる、安い人が求められていたんですね。

 「大体、新しいスキルを若い子と同じようにアナタ、習得できるんですか? 違うでしょう?」 
 とあるベンチャー企業の社長は、のたまうのでした。
 「一人で雑誌を作れるような人は必要ないです。いなくなったときに、回らなくなると困るので」
 と有名大学の先生は言いました。

 諦めの気持半分でいた私に友人が「とっても面白い会社にあるよ」と勧めてくれたのがDari Kでした。その時、すでに日本の社会に対して疑い深くなっていた私は、必要最小限のことを書いて、営業アシスタントとして、潜り込むことに成功したのでした!!
 そこで、私が見たのは、ネタの宝庫ともいうべき会社でした。社員の一人ひとりがものすごくユニークなバックグラウンドを持っていて、とにかくオモシロイ! 代表の吉野はメディアにも登場している上にブログも書いているわけですが、いろんな機会に話を聞いていると「それってどこかで発信してますか? まさか…まさか、してないんですか?」と興奮状態になるぐらいのネタだったりする。
 もったいない、もったいないよ! と日々、悶々としていた私はふと思いました。
 これを書かずにいられようか!
 そんな一社員の綴るDari Kの表側から見えない、裏舞台(off stage)です。ご期待ください。

                         広報部員・中崎薫


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