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都会以外に住む価値なんてないと思ってたけど、リモートワークで考えが変わった話

仕事「が」できる生活ではなく、仕事「も」できる生活を送りたいと思いませんか?昔の私は圧倒的前者だったのですが、数カ月間のリモートワークを経て、仕事「も」できるライフスタイルについて考えるようになりました。今日のnoteはそんなお話です。

どう働くかではなく、どう生きるか

働く場所、時間、方法に縛られなくなったことで、生き方にフォーカスできるようになったのではないでしょうか?今までしてきた仕事に合わせた生き方を自分に合わせた生き方にシフトできる…リモートワークが制度としてではなく働き方として市民権を得た今、私はそう思います。

実際にありがちな仕事に合わせた生き方の例としては、職場の近くに引っ越す、仕事後に行ける習い事に行くなどがあります。このような選択もコロナがもたらした働き方改革で変わってきました。

私も以前は仕事を最優先にしていました。プライベートを犠牲にすることに対して何一つ疑問を持っていませんでした。仕事をしやすい環境を作ることが第一で、コロナ以前は職場へ歩いて行ける場所に住んでいました。趣味や習い事も夜間におこなっていましたね。

しかし、2020年からフルリモートで働き始めることによって価値観ががらりと変わりました。都内のマンションは引き払い、今は実家にいます。コロナが落ち着いたらもっと自然の多い都心から離れた場所、できれば海が見える場所に引っ越したいと考えています。仕事第一人間だった頃には絶対になかった発想です。むしろ都内勤めで郊外に住んでいるなんてありえないと思っていましたから。

そして今の仕事を続けながら自分が本当に望む生活を実現できるなんて思ったことも望んだこともありませんでした。自分がやりたい仕事をしている限り、自然に囲まれた環境で、自分の時間を十分に取れた状態で、伸び伸びと生活することなんて不可能だ思い込んでいたので。

私の理想のライフスタイルを聞いてくれ

こんな声も聞きます。「仕事が生きがい」「趣味がない」「プライベートにおける将来の夢がない」と。博報堂生活総合研究所が2019年に実施した生活定点アンケートによると、1年を通して楽しんでいる趣味があると回答した割合は49.1%で、2人に1人以上は無趣味であることが分かりました。

プライベートを充実させることが人生の豊かさのすべてではありませんが、せっかく仕事以外のことに割ける時間が増えたのだから、これを機に改めて自分や家族が幸せなライフスタイルとは何か、どんな時間の使い方ができるか考えるととても楽しいですよ。

私は毎日江ノ島方面に引っ越すことを考えて、どんな家具を入れるか、どんな生活をするか具体的に妄想しています。

日の出前に起きて砂浜でサンライズヨガをして、シャワーを浴びてベランダで朝ごはん食べて、ハーブティー飲みながらパソコン開いて仕事して…午後の息抜きにまた海へ行って、あのスタバでちょっと仕事して、夕方になったらしらす食べて、富士山見て、家に帰って…。

土日は鎌倉に行ったり、サーフィン習ったり、自転車で蔦屋に行ってまったり本を物色したり…。たまにカウンターキッチンの家でホームパーティーしたり、江ノ島や鎌倉を案内したり。うわ〜めっちゃ楽しそう。

今後は仕事「も」できるライフスタイルを

新しい働き方、リモートワークが広がってきて、仕事術に関する記事やブログをnote以外でもたくさん見ます。もちろん参考になるし、私自身も他媒体でリモートワーク術に関する記事を書かせてもらいました。

しかし、数ヶ月この生活をしていたら、仕事術よりもまずはどう生きるかについて見直して、そこからその生活を送るためにはどういう仕事がいいのか、その仕事ではどんな働き方や仕事術が効率的なのか考えた方がいいと思うようになりました。

なぜなら、冒頭でも言ったように、仕事術にフォーカスして生活を考えると結局仕事に合わせた生き方になってしまうからです。だから私は仕事「が」できる生活環境ではなく、仕事「も」できる生活環境やライフスタイルを目指そうと思います。


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