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読書感想文
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#手塚治虫

手塚治虫というトラウマ震源地

手塚治虫というトラウマ震源地

小学校高学年のあるとき、親戚からどっさり漫画を譲り受けた。
重たい段ボール箱の中には、『ブラック・ジャック』や『ブッダ』が全巻揃っていた。
それらが、私が初めて触れた手塚治虫作品となった。

『ブラック・ジャック』を一気に読んだ日、私は夕食を断った。グロテスクな描写にショックを受けて、食欲をなくしたからである。

ピノコ生成(製造?)の過程にまず衝撃。オカメのお面にすら「ヒエーッ」と恐怖。
無情す

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