The Original
友達と美術館に行ってきた。たぶん人生初美術館。
超ざっくり言えば「デザイン」の展覧会。
デザインの歴史を感じる。
目的とする機能を感じる。
新宿駅から写真を撮り始めたので、展覧会の写真と混ぜて貼っていく。
新宿駅
筋肉食堂
メシ、友達におごってもらった。
東京ミッドタウン
The Original
エクストラソフト
一番好きなやつ。入場してすぐに見えてくる。使い手がその時の気分で組み合わせを変えられるという自由度の高いデザイン。
自分が普段やっていることに近いと感じた。床に寝て、掛け布団と枕とひとり用ソファをその時の気分で組み合わせて使用する。そうやって何かバランスを保っている。
そのアイデアを「ソファ」というひとつのアイデアの中に収めたような感じがする。
「自由度のデザイン」とでもいうべきか。
自分の中で使い方のパターンを組み上げてから、すこしずつそのパターンを変化させていくことで、自分の身体への理解が深まっていく。それを変えようとすること自体が創造的である。そんなかんじがした。
光
作品そのものの構造から光をデザインしている。ただ電球を裸で使うのではなく、フィルターを噛ませる。そのフィルターを幾重にもかける。濃いところと淡いところをつくる。光源となるものの大きさと、そのまわりの光の流れをコントロールするもの。そしてそのカタチ。
特に好きだったのがこれ。
この作品自体がかなり純粋なカタチに近いアイデアに見えた。アクリルブロックの中に何を配置したらどんな光が出てくるんだろう。アクリルブロックの中に、光を通さない素材を配置したり、色をつけたり、アクリルブロック自体の形を変えたり、光源を複数使ったり、そういった想像が巡らされた。
その想像を膨らませてくれること自体が心地よく、ワクワクして、すごく好きだった。
退館してからもずっと光を見ていた。光の広がり方、その強さ、どんな場所のどんな光もデザインされコントロールされているのを感じる。
これが初の美術館への訪問だったが、美術館に行く楽しみとは、文化資本とは、こういうものなのかもしれない。
あとはテキトー
以上。
おそらく貼った写真の3倍以上の作品があり、何より文字が多いので、万全な状態でいけばよゆうで3時間はつぶれる。美術館のコスパの高さを知った。
バウハウスってすげえんだな〜戦争がデザインに影響を与えてきたんだな〜とか雑に歴史などの知識もついた。
そんな感じで、美術館を巡りたいという気持ちが強くなったのでした。
帰りに見た高層ビルは、上の方が変な形になっていることに気づいて「あれにはどんな意味、どんな機能があるんだろう」と考えるようになっていた。
デザインについての展示会に行くことは「既存の何かに興味を持ち、問いを立てるため」なのかもしれない。
そうやって考えること自体が楽しい。
僕は、これから先、ただ街中を歩いているだけで、何かしらの人工的なものを眺めているだけで、何かしらの楽しみを見出していけるようになったのかもしれない。
これは余談なんだけど、24時間の歩数記録が更新されました。朝起きてこれを書いているのだけど、まだ疲労が残っています。
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