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洗濯物に潜む恐怖

今回は、ベナンに住む方なら知っておかなければならない、アイロンがけについてです。

洗濯→アイロンはマスト

基本的にベナンでは、洗濯物を干したらアイロンがけがマストです。
タオルにも、デニムにも、下着にも、全てにです。
それは、「ヒトクイバエ」に体内寄生されないため。

ヒトクイバエ

名前的に恐ろしい気配がしますが、一体どんな虫なのかざっくりご説明します。
①濡れた洗濯物にヒトクイバエが卵を産み付けて孵化
②その洗濯物を着たり触ったりした人の皮膚に幼虫が入る
③寄生後は人の組織を栄養にして成長
④成虫になると皮膚を破って出る
というゾワゾワするような虫です。

ベナンで聞いた噂によると、寄生した幼虫が腕の中を這っているのが見てわかるのだとか。。。
寄生されたら押し出したりして物理的に出すらしいです。

対策

寄生されないためには、干した洗濯物全てにアイロンがけをして卵を熱で死滅させます。
ネットで調べてみても、日本では馴染みが薄いのであんまり学術的に根拠のある情報が少ないので、人づてにしかわかりませんが。
ポイントととしては、縫い目に産み付けられることが多いらしいので、縫い目は比較的しっかり熱をあてることです。

何度以上の熱で、何秒以上あてるとかそういった情報が欲しいですが分からないので、とにかく高温でしっかり丁寧にあてています。

太陽にあてて完全に乾かしていれば産み付けられていないという話も聞きますが、怖いので必ずかけています。


因みに、この話は夫さんが以前タンザニアに駐在していたころは、まことしやかに流れていただけで「常識」ではなかったそうです。
夫さんも、アイロンがけなんてやってこなかったらしいですし。
詳しくは分かりませんが、東アフリカと西アフリカとで状況が違うのかもしれませんね。

詳しい方いらっしゃったら教えていただきたいです。


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