映画コラム vol.5 この映画なにが面白いん?ていう作品をどう観る?
◆面白い映画って?◆
この映画、一体なにが面白いの?っていう
モヤつく作品がたまにある。
面白いかどうかっていうのは、
娯楽性があるかどうかだと思うんだけど、
映画すべてが娯楽作品じゃないと思うんです。
娯楽大作ではない、
低予算で作られた映画(といっても数億かかってるものもある)は、
インディペンデント映画と言われています。
面白い、面白くなかった、という感想では
終わらない映画が多くある。
これらは収益よりも作り手の想像性が重要とされていて、興行収入を重視していない製作側の熱意がより活かされた映画です。
虚構のドラマ性より、
さらに現実的な作風が多いと私は思う。
アート作品や、ドキュメンタリー映画が
インディペンデント映画に多く入るジャンルになる。
もちろんドラマやサスペンス、ラブストーリーも。
代表的なのは
ブレアウィッチプロジェクト
とても実験的でした。
パルプフィクションやトレインスポッティング
恋する惑星、ジュノ、500日のサマー、
などなど、
伝説的な映画が数多く、最近の日本では
カメラを止めるな
が有名。
これらの様にインディペンデント映画は
新しい映画表現を楽しめる作品を
世の中に産み出している。
面白いかそうでないか、というよりは、
自分の視点を探せる作品が多くあるもの。
それがインディペンデント映画の
面白いところなんではないかと思う。
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