あわよくばエッセイ「飲食店で顔を蹴ったろかなと思うこと」

飲食店で顔を蹴ったろかなと思うこと

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店員さんに横柄な客を心から軽蔑している。

同等に、無愛想でエラそうな店員さんを全力で卑しめている。

知人とリーズナブルな居酒屋に行った。
店内はガラガラ。

対応してくれたのは、喧嘩を売っているのかと思うほど不躾な店員さんだった。

僕は、わざわざお金を払ってまで、気分を害しながら飯を喰らいたくない。

知人は「安い店やねんからしゃあないやん」と言った。

確かに、料理の品質が低かったり、量が少なかったりは、安い店だから仕方がないと飲み込める。

最少人数で回しているが故、ピーク時に接客が疎かになってしまうのも納得できる。

ただ、暇な時間帯に、店員同士でフザける余裕もあるのに、客への対応だけダルそうにするのなんでなん。

それは、お店の客単価に関係なく、店員さん自身の人間性の問題やん。

安い店やからしゃあないことあるかい。

お互い最低限の行儀作法をわきまえて気持ちよくいこうや。

横柄な店員さんと因数分解できない知人の顔蹴ったろか。