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羽生九段を推す

わたしは将棋が好きだ。
ただ指しはしない。
もっぱら”観る”専門で、いわゆる『観る将』ってやつだ。

観る将歴は古く、約20年前に本屋でたまたま立ち読みした「将棋世界」のコラムが面白かって、以来、どっぷり浸っている。

当時は(たしか)羽生先生と森内先生が名人戦でがっつり四つに組んで戦っていた頃だったと記憶している。
羽生先生は四冠とか三冠とか普通に保持しており、いまでこそ藤井八冠(!!)なんてバケモノじみた存在が当たり前みたいになっているが、当時の羽生先生もそれはそれでバケモノだった。


羽生将棋の魅力

羽生先生の将棋は面白い。
戦型に偏りがなく、なんでも指す。オールラウンダーってやつだ。
将棋界の中でも突出してなんでも指す。
そして強い。

全盛期(いつだ⁉)には、あえて相手の得意戦法を受けて返り討ちにするという横綱相撲を取っていたりした。
ここ一番!って対局でも、新しい戦型を試したりと、目先の一勝にこだわらないのがかっこいい。
(そして負けたりしてファンがヤキモキするのはもはや定跡)

羽生先生曰く、偏った(得意)戦型では、一時の勝負には勝つことはできても、将来的には行き詰まるから、そちらのほうが怖いとか。
深すぎます。。。

最近では2023年の第72期ALSOK杯王将戦7番勝負(対藤井王将戦)で、6局すべてで違う戦型で戦ったのが印象深い。

内容もドラマチックで、代名詞の『羽生マジック』であっと驚く大逆転もあれば、結構ポカもやったりして、実に人間味がある。(←ごめんなさい)


人格者であり、天才で常識人

羽生先生の人当たりの良さは見る人すべてを惹きつける。
ひと言でいうと、カリスマがある。

将棋ばかりをしてきたはずなのに、教養も深く、その業界のトップランナーの方たちとも対等に対談できるほどだ。

元アイドルの奥様とも仲が良いことも有名で、奥様のX(旧Twitter)で羽生先生の家庭的な一面も垣間見れる。

若いときは、とんでもない寝ぐせでタイトル戦に出てきたりしてたが、奥様の調教(!?)のおかげwでいまや日本将棋連盟会長職をこなす常識人である。
趣味でやってたチェスも日本トップクラスだったとか。
そういえば、アイドルの奥様とご結婚されたのも7冠独占前後だったか。

もうなんなんこの方は(笑)
人生何週目ですか? 前世でどれだけ徳を積んだんでしょうか?


あぁ・・・・・
羽生先生が好きすぎて、書き手が止まらない。

とにかく、わたしは羽生先生が好きなのだ。

・・・思いがけず長文となったので、今日はここまで。
続きはまた気が向いたら書きます。


P.S.

先日、王座戦トーナメントで糸谷八段に快勝してベスト4に入った!
この数日ウキウキである。←単純






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