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Photo by
susie_hawaii
なぜだか涙がでる将棋の動画 『昇る落日』
『昇る落日』という動画を紹介したい。
これは、将棋の第76期名人戦、佐藤天彦名人vs羽生善治竜王(肩書は当時)のPVである。
2018年のときのものなので、いまから6年前。
7分11秒の動画。 まずは見ていただきたい。
なぜだろう。
わたしはこの動画を見るたびに涙する。
『日本のもっとも美しい文化のひとつ将棋』
まさにこれだ。
わたしが将棋が好きな理由である。
いや、厳密に言うと、「将棋界の伝統文化・雰囲気」が好きなのだ。
そして、この動画の名文を書いたのが、(羽生先生と同世代の)現役棋士:先崎学九段であることを付け加えたい。
この一事をもってしても将棋界の懐の深さが伺えよう。
プロフィールにも書いてある通り、わたしは羽生先生推しである。
持って生まれた才能で易しく勝っているかと思う人も多い
しかしすべての棋士は知っている
羽生が沈まぬ太陽でいるために、どれだけもがき苦しみ、毎局毎局
歯を食いしばっているかを
6年前(2018年)に羽生先生は「昇る落日」と表現された。
2024年。
いまもって羽生先生はトップ棋士とつばぜり合いを繰り広げている。
本当に驚異的でまさに”化け物”である。
羽生は常にトップにいるうちに、どこが全盛期かついにわからなくなった
不調になっても押し返すその姿は、寄せては返す波のようだ
7月22日(月)は王座戦挑戦者決定戦。 対永瀬九段。
陽はまた昇る と信じて
ぜひとももうひと花咲かせてほしい。
そして”後継者”藤井王座とのタイトル戦での熱戦を期待したい。
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