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才能豊かに生きてきたつもりだった


才能豊かに生きてきたつもりだった
優等生ぶっていたボロだらけの劣等生だ
直感だけど何とかなる気がしていた
真っ当なんかじゃないけど特別になりたかった

ロックな君とはお別れだ/ツユ


私の好きな曲の歌詞の1部である
何故ここを取り上げたのか

それは私がこの歌詞のまんまだからである

高校生の時の私は持ちうる特技や出来ることが
ほんの少し周りと比べて出来たのだ

例えば勉強はずば抜けて頭が良い訳でも赤点だらけでもなくそこそこ頭が良かった

楽器もプロ級に上手い訳ではないが、周りと比べると演奏技術が上手かった

こんな風に高校生の時の私は才能豊かな人間だと思い込んでいた

でもなんでも出来るように見えて、全然そんなことないのだ
座学は出来るけど実技は出来なかったり
周りより劣ってる事が多かったから頑張って頑張って優等生のガワを被って

高校生って体力的にも気力的にも無理が出来るから
何もかもが何とかなる気がしていた
私が劣ってるのであれば全部勢いで何とかしていた

あの時の私はとにかく特別になりたかった
なんでもいい。とにかく誰か・何かの特別に
特別になれなきゃ自分自身に価値が無いと本気で思い込んでいたから

結局なれなかったのだが………



歌詞に共感する事って自分はあまりないのだが
この歌詞は本当に刺さった
私が私であるもの(アイデンティティ)が無いから
特別になりたかった

不安定な才能に己のアイデンティティを置いて
いつ崩れるか分からない柱に立って
崩れた時の事なんて考えずに目を向けないように
私が1番才能が無いって事分かってるはずなのに

大学生になってその才能は見事崩れたのだが
その時実感した

『私は才能豊かな人間なんかじゃなくてボロボロなガワを被って無理矢理立派に周りに見せていた愚か者』
だということに

出来ない自分を見せたくなくて家族にも周りにも
『明るく、そこそこなんでも出来る人間』を演じてたことに


才能ってなんだろうね
よく分からない
でも誰かの特別になれなくても生きれることに気付けたので、私のありのままを見せられる人に出会いたい



読み返せば読み返すほどよくわかんない文章だし
まとまってないけど消すのもはばかれるので
残すことにした
駄文失礼しました。

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