ワーママが副業しなくなって気づいたこと 1ヶ月目

副業関係のことをしなくなってから1ヶ月が経った。
本当に何もしていない。
ビックリするほど何もしていない。


やらなくなったこと

・旧ブログの更新(とはいっても半年前から放置している)
・新ブログの更新(書きたかった記事も手付かず)
・ライター案件(なんと、依頼が来なくなってしまった)
・アンケート回答(月2,000円程度の収益になるようポチポチやっていたが飽きた)

『ぼちぼちでいいから…とりあえず1~2万円は収益維持したい』という思いで細々やっていたが、ライター案件の依頼がぱったり来なくなってから何もかもどーーーーーーーーーーでもよくなってしまった。

今までは出た収益を夫と半分こしていたが、先月なんてchatgptさんとラッコさんへの課金の分差し引いたらマイナスになった。
だから、夫への分配も勝手に辞めた。ごめんねぇ。

1年も継続していると月に6桁稼いだり、開業届を出すような同期達がいる。

その中で、私は完全に劣等生である。




ブログを始めたのは2023年の1月だった。あの頃はモーレツにネタ探しをしては必死に書いていた。

2023年4月には育休が明けて職場復帰したわけだが、それでも昼休みや寝かしつけ後の数時間を活用して月に1~2記事はなんとか更新していた。

もしもの発生メールがモチベーションで、メールボックスに「「「を見つけた時の快感がたまらなかった。
それを見るためだけに頑張っていたと言っても過言ではない。

ライターを始めたのは2023年の9月だった。ブログのネタ探しに疲れたため、誰かが選定したキーワードで記事を書き金をもらうというまさにいいとこどりの仕事に魅力を感じた。

「丁寧な仕事ありがとうございます」とお礼を言われることに快感を覚え、スキマ時間と土日をフル活用し2~3記事程度納品していた。

1歳児のお世話にフルタイムの仕事に山積みの家事。夫の協力体制バッチリとはいえ、日常がタスクまみれの中我ながらなかなか頑張っていたように思う。

あんなに頑張っていたのに。
この1ヶ月、なんにもしていない!




なんにもしなくなったのは、半年程度継続してもらってたライター案件の依頼がぱったり来なくなったからだ。

なぜ依頼が来なくなったかというと、『依頼主自身(この方もおそらく副業個人ブロガー)の多忙』である、表向きは。 

本当の理由は分からない。
私の文章が気に入らなくなったのかもしれないし、もっといいライターが見つかったからなのかもしれない。

とあるサービスに実際に加入してレビューしてほしいと言われたのを普通に断ったからかもしれない。(私の道理に反しているサービスだったから断ったのだ)

依頼が来なくなったことは気にしていない。
クライアントさんににとって一番良いライターを使ってほしいから。

というのは建前で、正直なところ副業生活にしんどさを感じていたから、依頼が来なくなったことにかなり安心してしまった。

産前と同じフルタイム勤務にプラスして2歳児のお世話、それに伴う家事。
夫に寝かしつけを押し付けても「かか いい!!(母さんの寝かしつけでなければ僕は寝ませんの意味)」という2歳児の叫びによって布団に強制的に寝かせられ、セルフ寝かしつけ。

日中の緊張感からの解放されたあとの布団は極楽だ。
たまった疲れでは眠さに抗えるはずもなく、しめ切りギリギリの案件を抱えていても寝落ちする。

9時間睡眠で体も頭もスッキリなのに、心は絶望しているという悲惨な朝を何度経験したことか。

だから、依頼が来なくなって安心したのだ。
「もう焦りや絶望を感じなくていい!」と。

「副業をがんばらなきゃ」と気負い、かき集めたスキマ時間や、仕事の貴重な昼休み、子どもや夫と遊びに行きたい時間を最大限ライティングに割いていたがしんどかった。

もちろんいい経験になった。
会社員で給与所得しかなかったのに、自分で稼ぐことを体験させてもらえたから。

もしまた必要とされれば、その時は力になりたいと思う。




現在の話に戻る。

ライター案件に使わなくなった時間を何に使っているかというと、夜はひたすら睡眠にあてている。
ねかしつけ時の「かか いい!!!」期は結構長く、2歳の誕生日以降も私じゃないと寝てくれない。

布団に入ったら100%寝落ちするリズムが身についてしまったため、もう開き直って夜は何もできないもんだと考えることにした。

その分、寝かしつけが始まるまでの時間(20時台)は夫に息子を託し翌日のご飯を作ったり洗濯をしたりと最大限に家事をして、寝落ちしてもガッカリしたり罪悪感を感じなくて済むように動くようにしている。

朝5時台に起きたら読書や、心のモヤモヤを吐き出すワークをしている。
最近はFP1級の勉強をゆるゆる始めた。


数日間そんな生活を続けてふと気づいた。

前と比べたら今は「なにもしてない」はずなのに、副業をしていたときに感じていた「私にはなにもできない、こんなんじゃだめなのに」という焦りや絶望を感じることがなくなった。

ゆるくSNS絶ちしていて、自分より遥か前を行く人たちを見ることもやめたのも影響しているもしれないが。

土日に締め切りギリギリの案件を気にせず子どもとすべり台を滑ったり、未来の案件のことも考えずに北海道旅行を計画してみたりと、遥かに今のほうが幸せだと思った。


何かをしていたはずの日々より、何もしていない今のほうがよっぽど満たされているなんて。
皮肉なものである。






自分で稼ぐことをやめるのは決していいことではないだろう。

仕事も育児も副業も並行できている人には、『ワーママという身分に甘んじて、仕事と育児しかしていないなんて情けない』そんなふうに思われてしまうのかもしれない。

……直接言われたことがあるわけではないから、考えすぎだろうか。私は、つくづく自意識過剰で恥ずかしい人間だ。

と、まぁ、うだうだと言い訳を並べながら最近を振り返ってみたが、やっぱり書くこと自体は好きだと思う。

「副業で稼いでこうなりたい!」
「ブログでこんなネタを扱いたい!」
「ライターで稼いで未来はこんな働き方をしたい」

そんな風に、前向きな気持になれば副業を再開したい。
1年や2年はかかるかもしれない。
いや、案外1ヶ月後には急にビジョンができて再開しているのかも?
未来のことは分からないが、楽しく生きていければいいなと思う。


それまでは、こちらでコソコソ書いていようと思うので、良かったらお付き合いくださいませ。

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