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波のパズルは実直な者にだけ届く

易の卦に山水蒙という卦があります。

この卦の中で示唆されているもののひとつに「教える」ということについて書かれています。
物事を教える時の「教える側」と「教わる側」の体制が整わない状況では、教えても意味がないと書いてあります。

「教わる側」が誠心誠意1つのことを教えて欲しいと願うなら教えるべきですが、その気がないのであれば教えるべきでないと示唆されています。

これをエネルギーの波で考えると、教えるノウハウの「波」が発信されても、相手側の頭の中で「波」を受け入れる体制(パズルのピースが一致)になっていなければ、相手側の脳はキャッチせず素通りして「理解されない」ということだと思います。

一方、相手側が困った状態で必死に何か良い手がないか模索している状態では、受け入れの体制は整っていて、「波」がくれば乾いた土に水がしみいるように深く浸透していくということがおこります。

同じように何かを実直に一生懸命考えて、取り組んでいるときは、必要な「波形」をすぐにキャッチできる体制になっており、目の前には見えない(五感の領域でない)遠くにある関係のない場所から、「波」として引っ張ってくることがあるのだと思います。

求めている「波」が向こうから近づいてくるような感覚もあるかもしれませんが、こちら側も波を探しているから起こることだと思います。

ゆえに目の前のことに実直に取り組むことで、自分の中に「波」を呼び寄せる体制を整えることが大切で、待っているだけであったり、効率を重視し飛ばしてしまうと、自分の中に体制ができていないので「波」は目の前を通り過ぎていくのだと思います。

実直に取り組めば、必要な「波」が「共鳴」し、さらに大きな波になっていくのです。

自然の摂理とはこのように動いているのだと私は思います。

ではまた。。。。。。

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