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「帰省終了仮想再開」日記

ノックの音がした。私は嬉々として扉を開いたがこんな深まった夜に人など来るはずはなく、びゅうびゅうとただ風が鳴るだけであった。下を見ると小さな石ころがあった。これのせいか。少しの期待はその石ころの大きさと比例したサイズとなり、私はしぶしぶ筆を執った。

日記とはなにか急に分からなくなり様々な日記を渡り歩いた結果、わからないことがわかった。とりあえず思いついたものを書くというのが多いらしく、それに倣って私も自由に書いてしまおうと思う。

それでは、日記だ。

今日で帰省は最後だが、特に昨日とは変わらずだらだらと過ごした。少し違うところはTVをぼーっと見る時間があったことだろうか。こういう時間も大事なんだよな、何かをしない言い訳にもなるがこれはたしかに大切なことなのだ。何故ならば、刺激のない時間は次の刺激に敏感に反応することができるようにする準備期間だからだ。理由を書くとより言い訳っぽいな。まあまあ、いいとしよう。

いよいよ帰省だとなる前に駅内にあるしゃぶしゃぶを親と食べに行った。「家帰っても頑張りや」「もちろん」等、比較的普通な帰省する前の会話をしながら、主に野菜を重点的に最初に食べ、肉を食らった。野菜を食べながら肉を食べることは曲の転調と同じだ。野菜を合間に入れることで、脂の旨さを倍増させる。野菜酒野菜豚野菜牛と小刻みに野菜を挟みながら麦焼酎と肉を味わう。最高に美味しく、最高に腹心地が良いものであった。

お土産は自分のものを買おうと決めていた。上司が暑いときパタパタと扇子で涼んでいたところがとても格好良く見えたので、センスのいい扇子がすごく欲しかったためである。高ければ後戻りができない感、大事にしていこうと思う感じが良いと金箔を拵えたものを選んだのだが…現品が飾ってあるものしかなかった。がーん。ま、アウトレット(?)でも良いかとはなったが店員さんの粋な計らいで、送料無料の配送をしてくれるらしい。ハイそうですかと済ませ、土曜日くらいに送ってもらうことにした。とっておきの楽しみは取っておいた方がいいって偉い人も言っていたしこれでいいか。

現在、これを書いている時間いま新幹線内である。カップルが多かったので、是非とも私に代わって少子化対策に励んでほしいものだと若干僻みに似た願いをチラ見をしながら思うとともに、移動時間をどう過ごそうかと考えた。

あっ

仮面ライダーの映画、しかもジオウのやつ無料配信してるじゃん!

時間つぶしには困ら無さそうだ。ゆったりと家に帰り、VRCでいつもの人と楽しく話そう。

というわけで今日の日記はここまで。何時もの奴で締め括らせて頂く。
明日も、乗り切って行きましょう。

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