「新幹線で」2023/07/13

遠方の地域の大雨によって直前の予定がキャンセルになった私は、とりあえず予定通りの新幹線に乗ってゆらゆらと揺られておく。さて、新幹線での暇つぶしと言ったら映画だよな、ジャッキー・チェンをおすすめされていたから見てみよう。そう思ってアマゾンプライムビデオのアプリを開くと、オフラインダウンロードが途中で切れたまま進んでいなかった。

おっと、困った。

別にオモコロやデイリーポータルZを順繰りしたり積読を消化するのもいいけれど、なーんか気分的には違うんだよナ。とりあえず更新されているnoteを見るか。うん、良いね。いい文章だ。私も書きたくなってきた。自分のホームに戻ると最終更新日は6日前。あら、そんなに経ってたのか…という訳でこうして文をスマホから打っているのである。

む、突然の眠気。これはきっと昨日のVRCが響いているのだな。成功を収めたあとにお酒飲んで挨拶回り。結局寝るのは2時頃になってしまったし、その影響だろうなあ。ふぁ、と欠伸を一つ。影で鶴瓶汁と呼んでいる麦茶を飲んで眠気を誤魔化すことにした。

げほ、と隣の席から咳が聞こえた。オイオイやめてくれよ。私が風邪になるのはいいが、関わった人間が風邪になるのはゴメンだ。最近はマスクナシで過ごしていたのでちょっと焦る。しかし大丈夫、一応マスクは持ってきているのだ。用意周到!サッとつけるとツンとタバコの香りが鼻につく。しまった、一緒のポケットに入れるんじゃあなかった。人間の嗅覚は慣れるようには出来ているからまあ我慢するしか無いか。そう思いつつ咳をした隣の人のPC作業チラリと見る。どうやら音楽を作っているみたいだ。何も新幹線でしなくても…というか風邪気味ならどうか新幹線に乗らないでくれよ〜!そう思いつつ、神様なんていないがとりあえず何事もないように祈っておき、またスマホに目を落とす。

気が付くと耳が空気抵抗かなんかで膨らんだ感じになっていた。鼻を摘んで息を吹き込むことにした。好きな音楽は出来れば完全な状態で聞きたい。まあ聞いている曲といえばいつものなのだが。

再度微睡みに身を任せるか思案する。この文章もそれなりに書いたし、区切りがいいとこまで書いて音楽を聞きつつ目を閉じようかな。スマートウォッチのアラームは忘れずにつけておこう。とりあえず思いつくことは書けたし。

そういや自分はきっかけがないと深く考えてないなと思う。そりゃあ考えるときはふかーく考えるけれど、何処かで制限しているような、そんな感じがするのだ。何故だろう。まあ、この考えは風呂に入ったときとか眠りにつくときとか単純作業してる時とかの方が考え安いし今は放棄してしまおう。

座席の背もたれを倒し、目を瞑った。今日も友人達が楽しく過ごせますように。そう願いながら。