お酒を飲んでいる人が「羨ましい」という幻想
禁酒や断酒を実践している方の中には、「お酒を飲んでいる人が羨ましい」と思う方もいるかもしれませんが、それは全くの勘違いです。
今回はその理由を5つ述べていきたいと思います。
①酒は体に毒であり万病の元
お酒は1杯でも飲むと、ガンのリスクが高まると発表されています。
ガンのリスクを高めてまで、お酒を飲みたいと思いますか?
更に、お酒は「万病の元」と言われており、様々な病気に繋がります。
●ビールの飲み過ぎなどで「痛風」になると、風が吹いただけでも、足に激痛を感じるようになり、1週間はまともに歩けなくなります。
●「肝硬変」になると、全身麻酔で手術は10時間かかり約一ヶ月の入院が必要になります。
●「急性すい炎」になると、経験したことのないような激しい腹痛が起きます。
●「食道がん」になると、胸を大きく切り開いて、癌を切除し、大きくお腹を開けて胃を用いて再建し、更に、声帯が失われ、自然な声を出せなくなる。リハビリで発声法の訓練をしたり、器械を用いて会話する事になります。
②酒は危険薬物である
英国の薬物に関する評議会では、「お酒は他の違法薬物と比べても、依存性も高く、自分や他人に与える害も大きい」と発表されています。
依存性が高いという事は、お酒を飲んでいる時点で、「いつ依存症になってもおかしくない」状況にいるという事。
依存症になるのが、早いか遅いかの違いだけの運ゲーです。
そんな危険な運ゲーをしてまで、お酒を飲みたいですか?
③酒を飲むと全てにおいて不利である
日頃からお酒を飲んでいる人は、朝から体調が悪く、仕事の生産性やパフォーマンスも低くなります。
その点シラフの人は、日頃からパフォーマンスが高く、エネルギッシュでいられます。
お酒を飲むという事は、飲まない人と比べて、「ハンデを背負って生きている」ようなもの。
何か新しい事を始めたりする時も、お酒を飲む人は、スタートから不利な状況なのです。
④酒を飲むと脳が壊れて幸せを感じれなくなる
酒を飲むと脳が壊れて、お酒を飲む以外の時間はドーパミンが出なくなり、幸せを感じれない虚しい日々になります。
お酒を飲む人の人生は虚しい。
これまで、好きだったもの、楽しかったもの、大切にしていたもの、それらに触れても、幸せを感じれない脳になってしまうのだから。
アルコールという薬物を取り入れたほんの少しの間だけ、「気持ちいい」と感じるだけ。それ以外の時間は全て、喜びのない虚しい時間になります。
しかもその「気持ちいい」「リックスできる」という感覚さえも、お酒という薬物が生み出している禁断症状を和らげているだけに過ぎない。
ただただ毎日アルコールに、気力と体力を奪われて、同じような毎日をダラダラと過ごすだけの、何の成長も感動も無い人生になる。
⑤お酒を飲む人は爆弾を抱えて生きている
普段は適量飲酒の人でも、つい羽目を外して飲みすぎてしまう事もあるでしょう。
その時に理性を失って、事件を起こして逮捕されて、人生が破滅する可能性があります。
よくニュースなんかで、酒絡みで事件で逮捕された人を見ると、どんなに成功して有名になったり、地位や名誉を手に入れても、酒を飲んでる以上は、「一度の酒の失敗で全て失うリスクがあるんだな」と思います。
なので、何かで大きく成功したり、失うものが少ないうちに、断酒と向き合えた人は幸運だと思います。
未来の大きなリスクを、先回りして回避できたのですから。
逆にどんなに成功しても、普段からお酒を飲んでいる人は、「いつ爆発してもおかしくない、爆発を背負いながら、破滅と隣合わせの状況で生きている」と言ってもいいでしょう。
まとめ
今回紹介した5つの理由を踏まえても、「お酒を飲んでいる人が羨ましい」と思いますか?
「僕は今のうちにお酒を辞めれて本当に良かった」と思います。
「お酒を飲んでいる人が羨ましい」と言うのは全くの幻想で、彼らは「お酒の恐ろしやリスクに気づいていないだけ」なのです。
そういった意味では、お酒の真実に気づき、禁酒や断酒をしている人はある意味幸運なのかもしれません^^
僕のブログでは「世界一簡単で楽しいお酒の辞め方」をテーマに禁酒や断酒の情報を発信しているので、「楽に簡単に楽しくお酒を辞めたい!」という方は是非フォローして下さいね^^
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