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あったら売れる!?(ゴルフボールファインダー)

ゴルファーなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか・・・ロストボール。悔しいですよね。

このあたりにあるはずなんだけど、
「なんで無いんだ!」
「1,000円払うから出てきてくれ!」
と、地団駄踏みたくなってしまいます。

今回はそんな経験から「あったら売れる!」と思う商品「ゴルフボールファインダー」について述べていきます。

1.商品概要

ゴルフ場でのロストボールを防止するための商品。

2020年7月現在、発光するボールや青色サングラスで白いボールを見つけやすくするというアイデアが商品化されているが、さほど売れている感じではない。

サングラス

2011年頃に調査した際には、GPSが埋め込まれたボールがあったが、価格面の問題からか(本体39,800円、ボール1個2,000円)、現在はググっても見つからない。

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ロストが発生する頻度、それに対するユーザが負担するコスト、実用性(ボールに機能をもたせることで飛距離や方向性を損なわない、重い機器を持ちかなくて良い、手間がかからないなど)などの総合評価の結果、未だヒット商品が生まれていない状況。

<参考>
ボールに内蔵する加速度計や磁力計で取得したデータを、専用のボールマークフォークに無線送信し、このフォークが中継となり、データをスマートフォンのアプリへ中継してくれるという製品が、2016年にKickstarterでクラウドファンディングを行いましたがファンディングに失敗しています。
良いアイデアなのですが、ボールなどのトータル料金が高くつくことや、製造者の採算性などの面で疑問符がついたのでしょう。

ゴルフボールセンサー01

(画像:Kickstarterウェブサイトより)

2.解決のためのアイデア

(1)4K映像を活用してゴルフボールを追跡
・ティグラウンド後方に4Kカメラをセットし、ボールの落下点までを広範囲で撮影する。
・落下地点がブラインドになるホールはティグランドではなく落下地点を広くカバーできる位置にカメラをセットする。
・4Kの高画質映像の中でゴルフボールを追跡できるプログラムと連携する。
・プログラムで落下地点を特定する。
・落下地点とコースレイアウト情報をマッチングし、コースレイアウト(地図)上に2m四方程度の予想落下地点を示す。
・青サングラスだと白ゴルフボールを見つけやすいという特性を本機能に取り込んで精度アップする。

ゴルフコース11
(2)匂いをつけて匂いに反応するセンサーで探す
思いつきレベルで挙げたが、数メートル先の匂いを感知できるセンサーは無いので難しいと思われる。本アイデアを発展できる技術をご存じの方はご教示いただきたい。

(3)特殊塗料とそれを感知するセンサー
思いつきレベルで挙げたが、そのような塗料およびセンサーは無いので難しいと思われる。本アイデアを発展できる技術をご存じの方はご教示いただきたい。

3.価格

個人的感覚だが、1ラウンドで1人あたり1,000円程度。
4人で4,000円。

4.市場規模

1日あたり約160人ほど、組数にして26組ほどがプレーしているという調査結果がある。(矢野経済研究所三石茂樹氏が、2000コースにアンケートを送付し、194コースから回答を得たというそのアンケートの結果)

ゴルフボールファインダーに1人が1,000円支払うと仮定し、
1日あたりのプレーヤー160人のうち1割がファインダーを利用する場合、
1,000円×16人×365日=584万円/年・ゴルフ場

2,000コースのうち、1割が導入していると仮定し、

584万円×200コース=11憶6800万円

このうち、ゴルフ場への支払いや諸経費で利益率が20%と仮定すると、
11.7億×20%=2.3億円

<参考>
1人あたりのプレー料金は値域にもよるが、
平日セルフプレーで8,000円くらいから。
平日キャディ付きプレーで12,000円くらいから。
土日祝では平日の1.5倍くらい。
(ウェブサイト「気になるゴルフ知識」より)
http://www.kininarugolf.jp/knowledge/03/index.html#page03_01

5.その他

上記はアイデアレベルですが、他に良いアイデアや具体的な落とし込みなどご意見ございましたらご教示ください!
その他諸々コンタクトはこちらまで(^^)
Twitter:@dansyaku2020


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