ふりかえる呪術廻戦 vol.3
ふりかえる呪術廻戦、なんとか毎日投稿が続いております。
アニメオンリー勢にも優しい感想考察解説を心がけ、身の回りの友達にも好評をいただいています。本当にありがたいですね。
しかし、慢心せず、趣味程度にちまちま書いていきます。
三日坊主になりがちな自分にしては珍しく続いてるモノですが、毎日投稿が止まったら、そういうことだと思ってください。
前回の記事はコチラから。
■#3 「鉄骨娘」
・Case File #17 釘崎野薔薇
今回は明確な釘崎メイン回です。釘崎が合流することによって、呪術高専東京校1年ズが勢揃いしました。
ようやく呪術廻戦のストーリーが動き始めた感もあって、ある意味では、第3話が真の第1話であるとも言えるでしょう。正直言うと次の話の方が第1話感ありますがね。
釘崎曰く、虎杖は「ガキの頃鼻クソ食ってたタイプ」、伏黒は「重油まみれのカモメに火付けたりする」奴です。
こんな言動するのは、ジャンプヒロインの中で異色中の異色。
可愛いか可愛くないかの二択で「男前」という答えが出る女。
たとえグッズが売れ残ったとしても俺は応援しますぞ。
↑釘崎のイメージソング
さて、釘崎への告白が済んだところで、いざ話を進めていきましょう。
・Case File #18 六本木に潜む呪い
東京観光の最初の目的地は、六本木!
しかし六本木が最初とは、五条はここで「御三家の御曹司」感が出てますね。最初はもっと分かりやすく楽しめるところを紹介した方がいいと思うぞ五条。上野とか後楽園とか。
さて、冗談はさておき、六本木に行って向かったのはテレビ朝日でもヒルズでもなく、廃ビルでしたね。
『天気の子』で六本木が出たのは、六本木ヒルズの屋上でのドラマチックなシーンでした
が、
呪術廻戦では裏路地の廃ビルで戦闘。このひねくれた感じが『呪術廻戦』ですよね。
そしてここで伏黒が墓地や廃ビルに呪いが出やすい理由を説明してますね。
伏黒「墓地そのものじゃなくて、墓地イコール怖いって思う人間の心の問題なんだよ」
逆に考えれば、特定の個人が抱いた恐怖が呪いと化した場合、その個人が恐怖の感情を払拭することによって、その呪いを祓うことができると言うことなんですよ。極論、世界中の人が全員大地や森への畏怖の念が無くなれば、漏瑚も花御も祓えることになるんですよね。
・Case File #19 屠坐魔
一度アニメを全て見た人ならこう思うでしょう。「真希先輩のやつだ...」と。そうです、#14「京都姉妹校交流会ー団体戦⓪ー」でこの呪具を五条が真希先輩から借りていたことが発覚した、アレです。
ここで伏黒の表情を見てみると、「あ、これ真希先輩のじゃん」みたいな顔してますね。この時点以前に、伏黒が2年ズと面識があったかどうかは分かりませんが、多分そういう風に思ってますよね。
これを受け取る虎杖に対し、釘崎は「ダサ」と侮蔑していますが、
釘崎、あんたも呪具使ってるだろ。しかも釘と金槌の2点セット。
その上、尊敬している真希先輩の個人所有呪具を貶(けな)してしまっています。今これがバレたら大変ですね。
・Case File #20 釘崎野薔薇②
廃ビルに入った虎杖と釘崎は誰もが認めるガタガタコンビ。
八十八橋において名黒閃コンビとなったなんて、この時点では全く想像できません。しかも、あの八十八橋の戦いを経て、釘崎はすこ〜し虎杖に行為を寄せているように見えるような見えないようななんとも言えないような感じ(曖昧)になっていますよねーー。彼らの行く末はどうなってしまうんでしょうかーーー。
しかし、ここで釘崎の自信が慢心と言う形で、弱みとして表れてしまいます。東北でセコセコ祓除していた彼女にとって、東京の呪いは少しばかり強かったようですな。1年ズの間でも最も等級、呪術量とも低い釘崎は黒閃の成功という形で呪術師として成功を果たしました。成長物語としての釘崎野薔薇は作品内最強と言えるでしょう。
・Case File #21 志半ばで挫折した呪術師
「才能があってもこの嫌悪と恐怖に打ち勝てず、志半ばで挫折した呪術師を、恵も見たことあるでしょ」
さて、虎杖と釘崎の任務中外で二人を待つ、伏黒は五条にこの言葉を投げ掛けられます。
これに関しては全く検討がつきません。いったい誰のことを言っているのでしょうか。「挫折した」ということから、安易に呪詛師となったとも考えにくいです。この人物が今後の恵にどのように影響してくるのか、気になりますね。
・Case File #22 「芻霊呪法」「共鳴り」「簪」
残念ながら、この任務におけるMVPは虎杖になるでしょうが、この回は釘崎の術式のお披露目回になりました。
その名も、「芻霊呪法」。
条件さえ整えば強力な力を発揮するトリッキーな術式です。
「芻霊呪法」(すうれいじゅほう)
金槌を使って五寸釘を飛ばし、刺さった釘から呪力を流し込む。
芻霊とは形代、とくに草人形のこと。
「共鳴り」(ともなり)
対象から欠損した一部に人形(ヒトガタ)を重ね、同時に呪力を打ち込むことで対象本体にダメージを与える術式。
対象本体が離れていても欠片(呪力の断片)さえあれば遠隔攻撃が可能なため、単純ながら非常に便利である。
対象との実力差や欠損部位の希少価値によって効果が変わる。また、人形は必ずしも藁人形である必要はない。
「簪」(かんざし)
釘が刺さった対象物に呪力を流し込み破壊する。釘崎の基本的な攻撃法。釘を刺してから呪力を流すまでのタイムラグは自在であるようで、時間差攻撃として有効。複数本打ち込めば一度に大量の呪力を流し込むことができ、大木を倒すこともできる。
出典:ピクシブ百科事典
ここの術式発動時の作画、ガンギマリですね。釘崎は全てのバトルがアツい病に侵されてしまっているようで、戦ったら絶対かっこいいキャラなのです。ピコピコハンマーでもカッコいいもんね。
↑今作のメインテーマ。
アレンジが加えられ、アイキャッチに使われるなど、さまざまなバージョンが存在する。
・Case File #23 沙織ちゃん
私は正直、人の心情の機微には疎いので、釘崎にとって沙織ちゃんとの出会いや別れとはなんだったのか、それが彼女の価値観にどう影響を与えたかというのを明文化するのはできないと思うし、それをすることで彼女を誤解することも怖いのでしません。
しかし、釘崎と沙織ちゃんが原宿でお互いが気づかずすれ違って...みたいなシーンが見たい。そうじゃなくてもいいので大人になった二人がカフェで談笑してるみたいな『じゅじゅさんぽ 1時間スペシャル』を見たい。公式さんよろしくお願いします。
さて、次回からはアニメ『呪術廻戦』における山場の一つ、「呪胎戴天」編が始まります。ついに両面宿儺と伏黒の(一方的な)ラブストーリーが始まってしまいますね。
ちなみに、『じゅじゅさんぽ』は今回からのスタートです。
オープニング終盤の吉野くんを囲むシーンには釘崎と夜蛾学長が追加されています。
それでは、また、今度!!
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