海外から来た優秀な人材が会社が去りたくなる会社。(そこで働くわたくし)
私が働いてる会社は世界から子供用品を輸入して
それを販売したり、マーケットに合うようにローカライズしたりするようなことをしている。
チームは10人もいない。
ハーフや日本語が話せる外人もいるが、部長が昭和の古い考え方の人なので、国際色があるようにみえるが、 スーパードメスティック企業である。
サザエさんに出てくる〇〇商事のように古い気質の会社みたいな感じ。
部長は志を重んじて、何より夜の会食を重んじる風土がある。
しかしながら社内の声というと
会食ってする意味あるのか?が大半をしめており
そんなことは口が裂けても彼には言えない。
でも実際会食したからといって、契約にがとれてないというのが実情。
相手の心を知るために、会食をするんだ!というベテラン昭和上司。
会食を先方に誘ったりする役割を私をしたりするが、
最近は相手も忙しいなどと返答をよこし、やんわりお断りモード。
それを伝えても「それなら2ヶ月後先を提示しろ」といわれても鬼チェース。
そういう会社の雰囲気でやっているのだが、ネパール人の新卒が入ってきた。インターンからいるのでもうすぐ1年にはなる。
彼は大変優秀で、マーケティングを勉強してきただけあり、的確な分析や物怖じせずにクライアントに提案もできるタイプである。
語学も堪能。日本語も悪くないレベル。
そんな彼から相談があった。
彼はマーケティング部なのだが、この部署の所属は彼含めて2名。
1名は彼の女子になる、ほぼ在宅の子持ちの30代。
彼女はSNS担当を主にしておるのだが、自分の意志があり
何かといえば、ママ目線という言葉を使ってコンテンツを作っていくタイプである。
そんな彼女はプレゼンテーション能力がかなりあって、自分がどんだけやっているのか。忙しいアピールが凄い上手である。(もしかすると忙しいのかもしれないが、タスクを察するにそこまで忙しくはないだろうと踏んでいる)
ネパール新人くんは、この彼女に対して愚痴ではなくて物申したいということで私に相談がきた。
「はじめは、少しのお願いがどんどんどん増えてきて、彼女のしごとをほぼ僕がしていて実際にやるべきマーケティングのしごとができない」
これが彼の文句であり、言い分である。
この女性、別に人から振られた仕事もネパール新人にふってしまうようなタイプで、おそらくこういうタイプって男兄弟がいるんだけど、(実際にいる)
男をこき使うことが天然でできてしまう。
「あーなんとか飲みたいなー」といえば、兄貴か弟がとってきてくれる
「リモコンとって」といえば兄貴か弟がとってくれる
そんな環境にいたのではないかと察する。
しかしながら、ネパール新人はそれを雑用を押し付けられている。
なんで自分がしないんだ!と怒っている。
しかし、彼女は日本語の勉強に為だからやってとか、経験したことないからやるべきといってくるらしい。
この理由が気に食わない。
そんななぜ修行みたいなことをしないといけない。
私は別に古い体質の日本企業で働いていくつもりはない。という。
まあどちらの言い分も確かではあるなとおもったが、私は総括として2つあります。
1・頼み方の問題
おそらくネパールの上司の彼女の頼み方が、雑なんだとおもう。
「これやっといて!お前年下だろ、下っ端だろ」こういう雰囲気、オーラをまとったお願いの仕方をしているに違いないとおもう。
基本仕事って、お互いのリスペクトしあいながらやるものだとおもう。
これ頭使わないめんどくさい仕事ならなおさらだ。
なので、これもマネージメントの1つなんだとおもうんけど、
人に仕事をお願いするときは、言い方や相手がこれをしてどういうふうにおもうかなども考えてやるべきだとおもう。
これは小さい組織ならなおさらだとおもう。
下だけからやれ!ていうのは、もう古い。
2.寿司屋とは違う
ホリエモンが以前「何年も修行するのはバカだ」とXで呟いてた事があった。
寿司屋は「飯炊き3年、握り8年」みたいなことを言われているが、
実際ではその人が寿司屋を経営、客前で握る立場になったときにセンスがなければ、お客様もつかず本末転倒であるとおもう。
ホリエモンは寿司職人という観点で修行は必要ないとはなしているが、
実際のところ、ある程度出来上がった若い子に対して修行じみたことをさせるのは双方にとってリスクなのではないかと感じた。
センスのある人にはセンスをどんどん磨いて会社に貢献してもらう。それがいまの働き方なのではないかとおもう。
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