55歳　バツ２男の原田マハ著「旅屋おかえり」を読んで・・・

原田マハ著「旅屋　おかえり」読了しました！

私は、あまり旅というモノをしたことがありません

その分、旅への憧れが強いのか

旅番組は好きでよく観ていました
一番好きだった番組は、NHKの「世界ふれあい街歩き」でした

今はテレビがないのですが
YouTubeで旅的な番組をよく観ます

旅を通しての、人と人とのふれ合い、温かさ、・・・

旅することの素晴らしさを描いている物語ではあるのですが・・・

私がこの物語を読んで一番感じたのは

人間関係には、当然ながら色々な事情と言うものがあり

憎しみ、悲しみ、怒り・・・
人と人を隔ててしまう様々な理由

疎遠となってしまって、1度はほつれてしまった縁も・・・

見失ってしまった人生も・・・

果敢無く散った夢も・・・

旅に出るということに重ねて

失敗してもいい
人生は何度でもやり直せる
やり直すことに遅すぎることはない

また旅にでればいい
と言う人生の励ましのエールと

人と人の出会いは奇跡・・・

何かの御縁で出会った人達、そして今の自分を
支えてくれる人達
出会いの尊さ

一期一会の大切さを感じて欲しいと言っているのかなと
思いました

終盤はまた、憎らしいほどの演出・・・
涙がとまりません～😭

原田マハ先生の作品のふり幅の広さというか・・・
懐の深さというか・・・

恋愛もの
芸術もの
コメディーもの
そして今作品のトラベルもの

どれも面白いし、感動させてくれる
素晴らしい

昨日買った中にも、原田マハ先生の本は2冊ある
めっちゃ楽しみだ・・・

ああ～私も旅がしたい～
（誰か、一緒に行こう～）

福「おい！誰かって、俺じゃねェ～のかよ～
　　　　　　俺を連れてけェ～」