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若いうちに勉強しておくべきという話(バンクオブイノベーション)

若いうちに勉強しておくべき、ということに懐疑的な僕が語る
“若いうちに勉強しておくべき論”
(主題そこ?という感じだが、今回起こった大きなことはまた別の機会にメインで書こうと思う。)

良い学校に行けた所で、結局こうして、父親のパチンコにより大学を卒業するお金もなく高卒になり、年金も払えない低所得者で、恋人もいたことが無いまま41を迎えてしまった自分である。中学受験で成功することが人生で成功することである、とは全く思っていない。
全く思っていない人が中学受験の塾の先生をやっているのもどうかと思うが、そういう感覚だからこそ、中学受験で失敗したらウチの子は終わりだ、みたいな感覚に陥ってしまっている親に別の視点を提示することが出来るので、それはそれでとても大切なことと思っている。


さて、本題に戻るが、それなりに良い学校に行っていたおかげで周りの友達はお金持ちが多い。

うらやましい気持ちや、自分はなんなんだという惨めな気持ちこそあれど、それを妬ましいと思う気持ちは全くなく、むしろ、本当に困った時周りにお金持ちが多い方が助けてもらえる可能性が高いから良いことである、と思っていた。全てを失っても、何とか生きてはいけるのではないだろうか、と。
いくら優しくて良い友人に囲まれていても、お金が無ければ助けられない、無い袖はふれない、ということはある。

そしてその時は思っていたのと違う形であっけなくきた。
株式投資でやらかしてしまい、1発で600万〜900万飛ばしてしまったのである。
(この記事を書いてる段階ではまだいくらの損失になるか未確定。極めて低い可能性で600万未満の損失になる可能性もあるが、まあ無さそうな情勢。)
(そこまでに300万ほど増えていたので実際に減るのは300万〜600万。いずれにしても全財産近く〜全財産以上。ジ・エンドである。)
(株式投資は本来そんなに危ないものではない。何故こんなことになったかは別の機会に書くつもりだが、通常はリスクをコントロールしながらリターンを得られるとても良いものだと思うので、僕のように一発当てたるぜ!みたいになってしまわず、地道に頑張ろうとちゃんと思える人には本当にオススメです。これも別の機会に書ければと思う。)

日々の生活で貯金をする余裕もあまりなく、年金も払えていない中、少しずつ、酒もタバコも贅沢もせず、20年間コツコツ貯めてきたお金。
このお金だけが未来への希望であった。
年金を払う代わりに自分で投資するためのお金を作り、このお金を少しずつ増やすことで未来に生きていくお金を作る。
そう、いわゆるお金に働いてもらう、というやつである。

これを失ってしまった今、このままでは本当に将来死ぬしかない。まだ体が動いて働ける今のうちに何とかするしかないのである。

あまりの大ピンチに友人達を頼った。
借金になった場合にお金を貸してほしいということと、何か仕事がほしいということだ。
(ちなみに金曜日にやらかして、頼ったのは日曜日。
金・土の2日間は全く眠れず、立ってるのもやっと、体が震え、震えてるのに同時に常に熱っぽく、頭の中がチリチリと熱線で焼かれ続けているような感覚で、ああ、自分の不幸を他人事のように受け流すのが得意だと思っていたが、それでも人はここまでなるんだな、と新鮮だった。)

すぐに、お金を貸してくれる友人も、仕事をくれる友人も複数見つかった。
そもそも仕事をくれることが出来る立場にいる友人が複数人いることが本当にありがたい環境である。
そのようなありがたい環境にいることが出来たのは、過去に頑張ってきたからだということは確実にあるのだと思う。

ここから何とか立ち直って、むしろあの時の失敗があったからこんなに幸せになれた、という未来を作っていきたい。
資金が増え続けている時には調子に乗っていた。
とんとん拍子に幸せになるなんて土台似合ってなかったのである。
不幸な環境こそが似合っている。
いずれにしても暗雲立ち込める未来しか見えていなかったのだから、これくらいがちょうどいい。
禍福は糾える縄の如し

いずれにしてもそうやって再起の可能性がすぐに見える環境にあったことや周りの人達に感謝しつつ、再起どころかそれ以前より充実した日々を送っていければな、と思う次第です。
みんな、若いうちに勉強しておこう!(強引謎結論)


※追記
600万コースで済んだので、財産の大半を飛ばしつつも借金は抱えずにすみました。
ここから何とか再起を図っていきたいと思います。

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