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【子育てエンタメ日記】〜失った相棒〜

〜失った相棒〜

3月23日頃、息子はApple Pencilを失くした。

ばかやろう!
何をしているんだ。胃が痛いじゃないか!
今回ばかりは、失くしたからと言ってすぐには買い与えない事にした。

また、息子コンサルのチャンスが巡ってきた。

報告を受けた時は、冗談かと思って笑っていた。
息子はよく忘れ物をするが、そういえば失くした事はなかった。不思議だ。

怒った所で思春期の子はそっぽを向いて終わりだ。
それならば、一緒になって探す方がいい。

1.まずは、事の重大さを教える。
一番困るのは誰だ?
、、、息子だけだった。

2.紛失物の価値を教える。
Apple Pencil3本でiPadが買えるぞ!
やっぱり、そんなに高いとは思っていなかった。

3.こういう時は、記憶を辿る。
友達の家にiPadを持っていっている。
これは、怪しい。

4.周りに迷惑がかかる事も教える。
すぐに友達にLINEしていたが、やはり無いらしい。

5.ポイントを絞り具体的に行動に出る。
Apple Pencilがどこまであったのか?誰と一緒にいたか?家で使用したのはいつまでか?最後の記憶の範囲を探る。

6.諦めたらそこで試合終了だ。(安西先生より)
行動しなかったら、見つける事すらできない。

そして、一緒に具体的に行動した。
いきなり息子は、Siriに聞いた。
「ヘイSiri Apple Pencilの充電は?」

な、何だ?それは?

どうやら、iPadとApple PencilはBluetooth接続されているらしい。いつもなら、残りの充電を教えてくれるらしい。便利で高級なペンシルだ。
だが、反応がない。
AI頼みも終わった。

次はコンビニだ、WiFiがあるファミリーマートに寄ってばあちゃんにLINEしている。
確かにApple Pencilを使用した記憶がある。
すぐに息子と一緒に電話をしてみる。
コンビニでは日付事に忘れ物を記載していた。優しい店員さんに見てもらうが無い。終わった。

家にない、友達の家にもない、コンビニにも忘れていない。ここで仮説を立ててみる。
落として悪い人がパクるのか?
落として良い人が警察に届けているか?

父親「よし!警察いくぞ!」
息子「やだ!」
父親「紛失遺失届けという部署があるから」
息子「絶対にやだ!」
この通りビビりまくっている。
思春期に警察の名前を出すのは、相当なパンチ力がある事が分かった。

息子「もう、諦めたい」
父親「ばかやろう早すぎる!見つかるまで絶対に買わないからな!」
息子「それって買わないって事?」
父親「ギャッハハ、そういう事だ!」後半に続く
2020.4.19
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