アニメログ|『心が叫びたがってるんだ。』
こんにちは、まるみデンマークです。
観たアニメの感想を書くシリーズ。(※備忘録です)
声フェチ、音フェチなので、それらへの言及が多めです。
作品情報
キャスト
成瀬順:水瀬いのり
坂上拓実:内山昂輝
仁藤葉月:雨宮天
田崎大樹:細谷佳正
三嶋樹:村田太志
宇野陽子:高橋李依
江田明日香:石上静香
相沢基紀:大山鎬則
岩木寿則:古川慎
城嶋一基:藤原啓治
成瀬泉:吉田羊
坂上八十八:津田英三
坂上シン:宮沢きよこ
順の父:野島裕史
山路一春:河西健吾
明田川:柳田淳一
岩田:手塚ヒロミチ
小田桐:葉山いくみ
北村:加隈亜衣
渋谷:天﨑滉平
鈴木:田澤茉純
田中:西谷修一
錦織:山下誠一郎
三上:芳野由奈
石川:諏訪彩花
岡田:東内マリ子
賀部:木村珠莉
斎藤:榎木淳弥
清水:木島隆一
高村:久保ユリカ
栃倉:前川涼子
福島:石谷春貴
渡辺:三宅麻理恵
玉子:内山昂輝
スタッフ
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
音楽:ミト(クラムボン)
演出:吉岡忍
美術監督:中村隆
プロップデザイン:岡真里子
色彩設計:中島和子
撮影・CG監督:森山博幸
編集:西山茂
音響監督:明田川仁
企画・プロデュース:清水博之/岩田幹宏
プロデューサー:斎藤俊輔
アニメーションプロデューサー:賀部匠美
製作代表:夏目公一朗/植田益朗/清水賢治/中村理一郎/久保雅一/落越友則/坂本健
感想
観ようと思ったきっかけは、内山昂輝さんが出演している事、先日あげた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(以後『あの花』)と区別を付けるため。当初『あの花』に内山昂輝さんが出てると思っていたのだ。よくある勘違い。2011年に『あの花』、2015年に同じスタッフが手掛けた映画『心が叫びたがってるんだ。』、私の頭の中の「文章のタイトル」というカテゴリーの中で一緒くたにしていた。観たらもう間違う余地もない、一目瞭然に仕分けされた。個人的な好みで言えば『あの花』の方が好きだった。テレビアニメと映画とで描ける範囲は異なるから比較対象として間違ってるのかもしれないけど。
細かい事だとは思うし好みの問題ではあるけど、声の質があまり良くなかったと感じた。作品から浮いてる要素がいくつかあって、いまいち入り込んで見れなかった。キャラデザ(の骨格)と表現が噛み合ってないというのか、熱量を感じられなかったというのか。『あの花』と比べ過ぎているのも原因の1つかもしれない。まぁキャラクターに声当てたこともない人間が言うなって感じだけど。
作画は『あの花』よりもきれいだったと思う。
やや暗さのある色彩設計、風景、人物、その他含め好みだった。
ストーリー展開は、順(水瀬いのり)の「しゃべりすぎる性格」から嫌な方、嫌な方へと進んで行った。冷や冷やしながら見ていたが口は止まらなかった。まだ幼いからこれは「言わない方がいい」「言っても大丈夫」の判断は難しいと思う。元はと言えば、順の“言うか否か”が問題ではなく大人が悪いのだけど、順の両親は「順のせい」と責めているから順を不憫に思った。大人というのは、大人のくせに子どもを傷つける。大人は大人で色々大変で余裕がなくなるのもわかるが、余裕の無さをぶつけられる子どもの気持ちになってみてよ…と溜め息まじりに思った。つらいよ。
終盤の順と拓実(内山昂輝)のシーンは意外性があった。こういうパターンもあるのか…としばらく口ぽかんになった。まぁ現実的に考えればそういう事もあるし、むしろその方が多いし…と落ち着いた。自分としては斬新だった。あと順の放った暴言(?)には“言うか否か”の判断がまだ未熟なのだなと思った。押し黙ってきたから仕方ないけど。
拓実と葉月(雨宮天)の関係性はちょっと怖いと思った。※現実に居たらの話で
玉子の呪いの正体は、自分の生活の中でもよくある事だと思った。だけど、もう少しファンタジーエンドで良かったんじゃないかなって思っちゃう。序盤から敷かれていた謎の正体がそれか…と物足りなさを感じた。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
2023年中に観終わっていたアニメは当作が最後でした。現在は何本かのアニメを少しずつ観漁っている状態なので、観終わった作品からまたログを残したいと思います。
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