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第1回:男女共同参画社会の実現をめざしています

【理事長コラム】NPO法人 浜松男女共同参画推進協会 理事長 井出あゆみ

「理事長、コラム書いてください」と言われまして、コラムとなると、結構責任も重いのかなと、なんとなく構えてしまいますけど、本音も書けたらいいな、とも思います。

気楽にいきましょう!・・・と自分に言い聞かせて、
「理事長コラム」を始めます。(^^)/

「男女共同参画社会」の実現は難しい? 

当たり前の社会をつくろうということなのだから、そんなに難しいことではないでしょ!
・・・そんな風に思いたいところですが、現場にいますと、実際はなかなか難しいんだな、と感じざるを得ません。

1999年に「男女共同参画社会基本法」ができて20年以上が経ちます。
「男女共同参画」という言葉は世の中にだいぶ浸透してきていますが、実際の社会の状況はというと、進んできた分野もあればまるで進んでいない分野もたくさんあり、全体としてはまだまだ遠い道のりなんだと思います。

基本法では、男女共同参画社会は21世紀の最重要課題の一つであり、あらゆる分野で実現するのが理想だとされています。そして国民には実現に向けて行動するよう努める責務があるとされています。
・・・国民にも責務があるんですね!(^_-)

ですから、男女共同参画社会を望んでいる私としては、自分の所属する分野では、手の届く範囲で、実現に向かう行動をとるように心がけています。

例えば、所属分野において決め事をする場合、男女構成比のアンバランスな会議(そういうの多いんです)では、少数側(たいていは女性)の立場に立って発言します。まあこれは、私が女性なので、フツウに発言するということですがW

また、議事進行役を務めるときは、少数側(女性であったり男性であったりします)の発言も促してバランスよく意見を拾うよう心がけます。

要するに、ジェンダーバイアスが縮小するような行動原理(言い換えれば、参画の姿勢)を自分に採用しています。(^^)v

自らも男女共同参画に努めていないと、人に勧められませんものね。
身近なところから「参画」してみてね、と相手を促すのが基本だと思って、そういう気持ちで取り組んでいます。

実現の難しさについては、いずれまた。

■写真出所:oldtakasuさんによる写真ACからの写真

NPO法人浜松男女共同参画推進協会
浜松市を拠点に男女共同参画、ジェンダー平等、女性活躍推進などの課題に取り組んでいます。浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター(あいホール)の管理運営を担っています。
WEB:https://danjo-hamamatsu.jimdofree.com/
FBページ:https://www.facebook.com/danjohamamatsu/