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集まれみんな、フライヤーだよ

どうも、だにみく卒研演出の大塚です。
稽古真っ只中、日に一回は乗り換えで寝過ごしてます。

noteの投稿も4回目。ご挨拶、卒研について、作品紹介と続き、今回は本公演のフライヤーについてご紹介させていただきます。


ということで早速……



どん!!!!!




表面
裏面

フライヤーを制作したのは、演ダ四年生の岸本茉夕さん。本公演では宣伝美術として、フライヤーや公演限定グッズをはじめ、様々なデザインを担当してくださっています。

今回の制作にあたり、岸本さんとは度々打ち合わせを行いました。原作となる『1984』についてはもちろんのこと、日々生活するうえで抱く違和感や不安、連想する現代美術の作品などなど……。様々な話題から徐々に方向性を定め、そこから岸本さんが想起するものを最終的にデザインしていただきました。

こうした打ち合わせの中で、翻案・演出の立場からも以下のような提案をさせていただきました。

○作品を代表する「ビッグ・ブラザー」の監視の目が存在すること。
○焚書や文書偽造といった、紙が燃え灰になるイメージ。
○事実が歪められ、過去も未来も定かではない世界。
○主人公ウィンストンが日記で書く「1984」の題字。

かなり漠然とした提案でしたが、フライヤーデザインとして見事に形にしてくださいました。

以下、岸本さんからのコメントです。

「わたしがわたしであることは、
あなたがあなたであるのは
どういうことなのか」
という事がずっと頭に居座っていました。
人も景色も不完全で危ういモノで溢れている、継接ぎだらけの世界。
閉鎖的な時代に渦巻く炎と、どこまでいってものがれることができない監視の目をモチーフにフライヤー作成をさせていただきました。

だにみく卒研の顔となるフライヤーを制作してくれた岸本さん。
公演期間中には、岸本さんデザインの限定グッズも販売予定です。
ぜひぜひ続報をお待ちください。

ご予約お待ちしております。

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