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④選手評

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Aurelien Tchouameni(AS Monaco)

Aurelien Tchouameni(AS Monaco)

今日は最近話題のオーレリアン・チュアメニについて解説していこう。とても人気が高いらしく、私もTwitterのタイムラインでよく見かけるためすっかりスペルを覚えてしまったのだが、記憶力の無駄遣いである。
では早速、本題に入っていこう。守備、攻撃、顔、名前の4項目に分けて解説していく。

守備守備への入りは良い。上がる時はボールをキャリーして上がるタイプの選手であり、その機会も多いわけではないのでポジ

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【プレイバック】畜生と聖人の闘い|LLNK_1206の毎日がエブリデイ

【プレイバック】畜生と聖人の闘い|LLNK_1206の毎日がエブリデイ

【おことわり】
2021/07/18執筆のものです。下書きに残っていたので出します。古い情報が多いですが、その当時に書かれたものということを前提に読んでいただけると幸いです。

4年間の片想い、ここでファイナリー。 数年来のラブコールがついに実った。
 PSGにとっては前回のミランとの契約更新時(2017年夏)にも大金を提示して引き抜きを画策した垂涎のターゲット。4年の時を得てフリーエージェントと

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Report:Thiago Silva(PSG→Chelsea)

Report:Thiago Silva(PSG→Chelsea)

 10年に1度の最強CBは御年35歳、今月ついに36歳を迎える。
 アラフォーに差し掛かるタイミングでの移籍。今回は現状と、現状を踏まえた予測を記していく。

現状

 チアゴ・シウバが“オ・モンストロ(モンスター)”たるプレーを見せていたのは、ミランで台頭した2009-10シーズンからPSG時代の16-17シーズンまで。カバーリング型の選手ながら、対人守備も十二分にこなせるパーフェクト・ディフェ

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Report: Sandro Tonali(Brescia)

Report: Sandro Tonali(Brescia)

ブレシア所属のボランチということで、ピルロ二世の呼び声高いサンドロ・トナーリ。

司令塔というよりは

ブレシアでは主に4-4-2のドイスボランチを担当している。主に司令塔の評価のようだが、実態は異なるのではないだろうか。そこまでリズミカルにパスを刻んでいる印象はなく、セリエAでのパス成功率は76.5%。司令塔として機能させるにはいささか物足りない数字である。

どちらかというと、ラストパサー傾向

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Report: Ferran Torres(Valencia CF→Manchester City)

Report: Ferran Torres(Valencia CF→Manchester City)

8月5日にマンチェスター・シティへの移籍が決定したフェラン・トーレス。移籍金は2300万ユーロ+出来高1400万ユーロだとされている。

バレンシアでは主に4-4-2の右サイドハーフを担当。利き足サイドだが、縦突破に依拠せず、右足で中に運んでいくドリブルもある。また、使う機会は多くないとはいえ、左足も低レベルではない。

パスも、パサーというほどではないが、80%前後の成功率を記録しており、平均的

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