見出し画像

Aurelien Tchouameni(AS Monaco)

今日は最近話題のオーレリアン・チュアメニについて解説していこう。とても人気が高いらしく、私もTwitterのタイムラインでよく見かけるためすっかりスペルを覚えてしまったのだが、記憶力の無駄遣いである。
では早速、本題に入っていこう。守備、攻撃、顔、名前の4項目に分けて解説していく。

守備

守備への入りは良い。上がる時はボールをキャリーして上がるタイプの選手であり、その機会も多いわけではないのでポジションはよく守れる。
対人守備に関しては、正直強い印象を抱けない。雑に身体を当てに行って前を向かせないくらいはできるが、奪い切るシーンは多くなく、スライディングも試行回数自体多くない。
一方で、特筆して上手だと感じるのはインターセプト。予測能力が高いと言うことだろう。ものすごくよく動くタイプではないことも含めて、守備面を見るとアンカーが最適ポジションだと感じる。

攻撃

パス能力は基本的には凡庸。ショートパスは繋ぐところまでで留まり、組み立てへの貢献度は低い。ボールの受ける場所に難があり、味方に近い距離や、相手が複数いる狭いスペースでも受けようとする傾向が見られる。所謂“味方が出しにくいところに居る”タイプである。
ロングパスは余裕を持ってボールを持てば裏に出すというケースは多くあり、本人も得意そうにしている。しかし、タイミング感覚があるわけではなく、この球質ならばCBとしてフィードを飛ばすという感じだ。
組み立てで貢献するならばボールをキャリーする方を選択する傾向が強い。故に、左よりも右寄りで起用される方が強みを発揮できる印象だ。攻撃面を見れば、インサイドハーフの選手だろう。

総合

攻守を見れば、その齟齬が気になる。守備面ではアンカーだが、攻撃面ではインサイドハーフと書いたその矛盾に問題があるということだ。とどのつまりはドイスボランチで相棒の選手を選ぶプレーヤーであり、その点同じモナコ出身であるティエムエ・バカヨコを彷彿とさせる。要するに、ファビーニョのような自分によく似た動きたがるアンカーとドイスボランチを組めると良さを発揮しそうだということだ。
3センターで組むならアンカーとして、カゼミーロやファビーニョのように主にリトリート面で修正を図るしかないだろう。ドイスボランチを組むなら、そのような選手と一緒に使うべきだ。
もっとも、この選手は3バックのサイドCBが最適かもしれない。精度の高いロングボールを蹴る能力があること、ボールキャリー能力が欲しがられるポジションであること、ポジショニングや予測能力に長けていることがその理由だ。特に3バックの中央で使いたい対人CB(例:ジューレス・クンデ、ダビド・ルイス、ダヨ・ウパメカノ)がいるチームにはハマるのではないか。

良さそう。トーマス・パーティやヌーノ・メンデス系統なので、仕事ができる顔だ。ただし、○佳浩やラウタロ・マルティネスくらいデカい。

名前

とても悪い。ビヤヌエバみたいな名前をしている。活躍しない名前だろう。

≪この項・了≫

p.s.
飛んだのマジでショック

著:推しメン全員成人健常アイドルオタク

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?