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30.パンデミックが贈った思いかけない仕事

世の中を一変した
パンデミックは
自分の仕事も強制に変えた。

定番JTBも本社を売却する時代

観光関連サービスと
国際人的交流サポーターが
メインだった自分の立場も無くなり、

昨年からサブビジネスであった
国際業務代行が主になり、

商品の購入代行依頼から

この惑星滞在中
急に亡くなられた
母親の遺骨を元惑星に
送ってくれないかという
悲しい依頼もあったが、

帰国してからパンデミックで
この惑星に戻れない
外国人の依頼で
空きになった賃貸部屋を訪れ、
代わりに片付けや荷物海外発送、
家賃をはじめ、
ライフラインやクレジットカード代など
各種未納料金の確認と支払い
不動産会社との立会、鍵の返却まで
代行する仕事が少なくない

立場1:暮らしてもないのに無駄なお金が漏れる…

立場2:あの人払うべきのお金も払わずに逃げってしまった…

両方とも困る
その真中を僕が入る
かけ橋になる
うまくコミュニケーションを取る
両方満足して解決する

悪きはなかったけど、
結果的に
払うべきのお金を
払わず帰ってしまうと

良心の問題を超える
法的な問題にもなるし、
「やっぱり外人は…」
「ある国の人はね…」
という偏見やイメージダウンは
言うまでもないので

この惑星で暮らす
一人の外国人としても
その偏見を破りたい

大した事じゃないかもしれないけど、
人に役に立ちたい。

これも厳密に言うと
国際的な事にもなるから
仕事にも向かっている

という事で始まった「空き家の片付け代行」サービスはもう30件近く実績が積んで
いつの間にかに
ノウハウや知識も得て、
最初2週間もかかった一件の仕事は
平均4日作業で完了

仕事は一人での作業なので
大変な事もあるけど、
自分のペースで
自由に出来るので気楽

仕事のお陰で
思いかけない「一人旅」にもなるのは
おまけ

東京をはじめ
神奈川県、千葉県、埼玉県まで、
遠くは京都、別府まで

もっともっと旅が好きだけど、
知らない町を探検するのは
わくわくする

鍵をもらって
依頼主の家に入って
片付けをすると

住んだ人の
性格や心理まで
ある程度見える。

いろんなエピソードや
いろんな意味で思い出もあったので
今度載せってみようかと…

一度も行ってなかったこの道は
一体あっているのか
それとも、
崖が待っているのか

今歩んで行く人生の道は
正しいのか
正解はないけど、

幼い息子の父として
恥ずかしくない
人生を歩んで行きたい。

自分が生きている間には
この子の笑顔を守って
幸せにさせたい。

それだけ。
ただ…

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