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リウマチは獅子身中の虫

だんご院長です。
昨日のM1グランプリはご覧になられましたか?
決勝では、さや香が一番おもしろかったと思ったのですが、
結果はウェストランドが圧勝!
おめでとうございます。
予選では、真空ジェシカと男性ブランコが抜群やなぁーと
思っていたので、予選敗退は残念でした。


訪問マッサージの対象となる疾患に、
関節リウマチと多発性関節リウマチがあります。
「リウマチ」ってよく耳にする病気ですが、
意外と明智光秀だったという話しです。

関節リウマチは
自分自身の体に免疫反応が起こることで、
関節の内面を覆っている滑膜に炎症が起こる自己免疫疾患です。

自己免疫疾患とは、
本来なら体を守ってくれるはずの免疫が
自分自身の体を攻撃してしまうわけですから、
まさに、君側の奸、獅子身中の虫ってやつです。

コロナウィルスが流行りはじめの頃に、
重症化する原因と言われていたサイトカインストーム
自己免疫疾だと記憶していましたが、間違ってますかね?

それはさておき、
日本では人口の0.5〜1%がかかる比較的頻度の高い全身性免疫疾患で、
男女比は1:3~4であり女性の患者が多い病気なんだそうです。

発症にいたる詳しい原因は明らかになっていないところが厄介ですが、
遺伝的要因と環境的要因が組み合わさって発症するものと
考えられています。

遺伝的要因としては、
リウマチになりやすい遺伝子が100種類程度あると考えられており、
その代表例として白血球の遺伝子であるHLA-DRB1などが挙げられます。

環境的要因としては、
喫煙は確実視されていますから、現行犯逮捕です。
可能性のある要因として、歯周病、腸内細菌の乱れ、
慢性の呼吸器感染症などが挙げられますから、
歯とか腸とか、一見無関係のように思えるものも疑われるんですね。

関節リウマチの主な症状は、
関節のこわばり(思ったように動かないこと)や痛み・腫れです。
痛みは、特に手首や手指の関節に起こることが多ですが、
全身のどの関節の部位にも生じる可能性があります。

関節の炎症が長期間続くと、
関節の軟骨・骨が少しずつ破壊され、関節の変形や脱臼、
関節が硬くこわばる強直や曲げ伸ばしが難しくなる拘縮を引き起こし、
日常生活に大きな支障をきたしますから、
そうならないようにマッサージ治療で早い段階から緩和していきましょう!

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。

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