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私は「素直に書きます」と言った|読書感想文
「書くことについて」(スティーブン・キング著)という本を読んでいます。
まだ読んでいる最中ですが、
印象的だったことを忘れない内にアウトプットしておいた方がいいかなと思い記事を書きました。
この本は、前半にスティーブン・キングの自伝というか生い立ちが語られ、後半に書くことについての独自の考えが描かれています。
書くことについての勉強に、と思って読み始めましたが、
自伝の部分も面白いので、興味がある方はぜひ。
能動態と受動態
スティーブン・キングの書くことについての話は文法から始まりました。
そんな基本的なことから…?と思ったけど、
基本的なことは忘れがちだし、肝に銘じておかなければ。
文章は能動態でなく受動態で書く。
「そのキスは、私によっていつまでも覚えられているだろう。」
「私は、そのキスをいつまでも覚えている。」
実際こんな書き方はしないと思うけれど、
能動態で書いた方が文章がすっきりします。
「吾輩は猫だと認識されている。名前はまだ吾輩によってつけられていない。」
飼い猫感が強くなった気がする。
当たり前だけれど、オリジナルがいいですね。
下手な文章の根っこには不安がある。<中略>われわれが受動態や副詞にすがるのは、この魔法の羽根の助けを借りたいからだ。
副詞についても同じで、
わざわざ副詞を入れずに書かなくてもいい文章に入れると文章が複雑化してしまう。
読者に伝わりづらい文章になってしまう。
そんなことをするより、
キャラクターが何かを言ったら”彼は言った”。
何か行動をしたら”彼女は走った“
など、素直に書く方が伝わるとのことでした。
誰かに伝える不安
いいものを書くためには、不安と気どりを捨てなければいけない。
私は、話すときも書く時も、
説明しすぎて回りくどくなってしまうふしがある。
伝わらないんじゃないかという不安からです。
本書で読んだことは、とっても基本的なことだと思いますが、
すぐに忘れてしまってすぐ気取った文章を書いてしまう私には刺さる内容でした。
今後もこの本については、こまめに学んだことをアウトプットしていこうと思います。
と、私は決めた。
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