【ボクサー人材大募集中!】八王子を代表する鎗田運輸の女性社長に聞いてみました
2代目社長&副社長の姉妹が経営する
鎗田運輸ってどんな会社?
ー今回DANGANのパートナーとなってくださった鎗田運輸さま(八王子市)。鎗田泉社長にどんな会社なのかお伺いしました
泉社長)今年の2月で50周年を迎えた運送会社です。私たちは父である先代から会社を引き継ぎ、現在の経営体制に移行してから2年経ちますね。
ー姉妹で運送業者をやられているということで、とても珍しい会社だなと思っていました。ずばり目標はありますか?
泉社長)はい。地元の八王子での信頼度No.1を目指しています。認知度は一定あるのですが、その先である「やっぱり鎗田さんだよね」と言ってくれるお客さまを増やしていきたいと考えています。
そもそも認知してもらうのに時間がかかりますから、目標に到達するまで長い道のりであると思います。
そのためにも社内の体制もきちんと整えていく必要があるので、まだ模索中ですが全スタッフの教育を重要視しています。
ー名実ともにNo.1を目指していく姿勢、素晴らしいですね。HPには「ONE TEAM」と記載がありますが、どんな意味が込められていますか?
泉社長)創業理念として「健康、真面目、努力」を掲げています。健康でなければ何も始まらないですよね。また、真面目にコツコツ努力をできる姿勢をめざしています。
ワンチームに込められている想いですが、先代の時代は時代背景もありトップダウン型の体制でした。トラック一台から創業した背景もありますし、社長以外全員平等というか。
ただ、私たちは事業を継いでいるので、先代のバックグラウンドはないので、スタッフの意見を聞き共有しより風通しのよい体制をめざしています。会社の看板であるドライバーのみんなは苦楽もあわせたいろいろな思いを抱えながら社外に出て頑張ってくれています。事務方のスタッフたちにはドライバーのおもいも汲み取りながら、ねぎらいの気持ちを忘れないでほしいと伝えています。そうした互いを理解しながらチームとしてやっていくことが大事だと思っています。
女性なのに?
ボクシングに馴染みがある姉妹とは!?
ーDANGANを知ってくださったきっかけは、企業招待キャンペーンのメールでしたよね?
泉社長)そうです。社内にものすごくボクシングが好きな社員がいて。会社にきた招待メールを発見してくれて、そこからご縁が始まりましたね。その社員はオープンで、同じ部署内ではボクシングジム通いの話やソムリエ資格を取得した話などをよく話していたそうです。
ー香織副社長も、後楽園ホールに縁があるようなお話を以前伺いましたよね。
香織副社長)20年以上前になりますが、東京ドームホテルに勤めていました。そのときの通勤路が後楽園ホールで毎日通っていたので馴染みがあります。何回か後楽園ホールでボクシングを観戦もしましたね。
ー実際のご観戦も!ボクシングは馴染みがあったんですか?
泉社長)私はライブ観戦はないのですが、小さい頃からテレビで試合を観てました!ガッツ石松さんや渡嘉敷さん、具志堅用高さん、大人になってからは辰吉丈一郎さんの試合はゴールデンタイムに放映してましたから時々観てましたよ。アニメもやってましたし、馴染みのあるスポーツの一つですね。
香織副社長)だから私たちは敷居の高さはあまり感じていなくて。後楽園ホールで観戦した時は、目の前でダイレクトに殴り合っていて、汗が飛んでくることありました(笑)力と力のぶつかりあいを間近で見て、観戦した後はすっきりした気分でした(笑) それに、ボクサーたちの戦う姿はかっこいいですよね。女性に一度は観て欲しい。
ーなかなかそんな女性いないですよね…!?ボクサー、ボクシング関係者は喜ぶと思います。競技という大きな話をすると、泉社長の娘さんはプロでバレリーナをやられているんですよね?
泉社長)そうなんです。だからボクサーの二足の草鞋を履く生活がすごく分かるというか。バレリーナも体型の維持に努力をしていますし、下積みで踊る機会を得るためにお世話になった発表会で踊らせていただいたり。芸事やスポーツで上にいくための血のにじむような努力を間近で見ているので、ボクサーもきっとこういう生活なんだろうなと想像しています。
だからこそ、ボクサーの方にうちで働いてもらいつつ我々が応援できれば良いなと思っています。
泉社長)ちなみに、うちの社員にDANGANさんの話をしたら、『ボクシングやりたい!』という声もあがりました(笑)
ーそうなんですね!社長と副社長のご理解だけでなく、現場の皆さんからもご理解いただけるなんて、ボクサーにとって本当に良い環境になりますね!
ボクサーとドライバーは似てる?
ー今回ボクサーを雇いたいとおっしゃって頂いて、本当に有難いお話です。ボクサーという人材にどんな強みがあるとお考えですか?
泉社長)ドライバーって、免許があれば誰でもできる仕事だと思われがちなのですが…、実は厳しいルールに縛られているんです。
例えば、アルコールチェックで0.001でも数値が出たらアウトで、その日の仕事はできなかったり。警察の取り締まりでアウトとされる数値は0.25なので、その250倍以上厳しいですね。0.001って、アルコール飲料を摂取してなくても、紅茶を摂取しただけで出るような数値なんです。食べるもの飲むものに気を付ける必要があります。
ほかには、無呼吸症候群の疑いがあれば運転をさせないなど、かなり規制があります。日々自分の身体をコントロールする点は、減量があるボクサーとドライバーは似てますし、ボクサーの方の強みだと思っています。
また、ドライバーはただ荷物を詰め込めれば良いというわけではありません。身体の使い方をわかっていないとすぐ身体を壊してしまいます。ボクサーは普段から身体を使っていて体力も問題ないでしょうし、身体の使い方をよくわかっていて飲み込みが早い方が多いと思います。そういった点でも強みになるだろうな、と思っています。
ーなるほど。たしかにドライバーの方も身体能力が高い人が多い印象です。
泉社長)ドライバーはトラックで出発したら自分の裁量で進める仕事です。時間までに戻ってこないといけない制約などもあり、個人競技みたいな側面もありますね。
香織社長)ドライバーはさみしがり屋な孤独好きが多い気がします(笑)
泉社長)確かに。(笑)先ほどONE TEAMという話をしていましたが、チームでずっと動くというのはあまり好きではない人が多いかもしれません。でも、他の車両で配送が追い付いていない人がいれば、手分けして助け合っているチームとしての動きもあります。意外と陰では協力し合っているんですよ。
香織副社長)ボクサーも個人競技ですけど、トレーナーさんやジムの会長さんが支えてくれたり、ジムの仲間と練習したりしますよね。そんな感じじゃないかな
ー確かに!ボクサーとドライバーさん、共通点多いですね。
実際にボクサーが働くとなったら?
ーボクサーは基本的に午後~夜に3-4時間程度練習します。その場合、働くとなるとどんな形になると想定されますか?
泉社長)ドライバーのリーダーにも確認しましたが、通常時はドライバーとして集配作業、減量時は構内運搬を仕事してもらったり、柔軟に対応できたらなと思っています。
仕事には大きく4つ①ドライバー②仕分け作業員③夜勤④構内運搬の仕事があります。ドライバーの中でも、集配担当は朝の6時30分~7時30分に出勤して、夕方に帰るようなイメージです。
配送業務はイメージがつきやすい仕事だと思いますが、構内運搬は工場内を往復し、食品の原料や製品などを運びます。
最後に、運送業なので免許が必須です。2t、4t、大型自動車の免許取得の支援もありますし、スケジュールに合わせて仕事を調整することが可能です!
ーボクシングの試合前は減量がつきものです…。体力が大事な仕事になってくると思うので、その期間は仕事をセーブする必要があるかもしれません。そういった要望に応えて頂くことは可能でしょうか?
泉社長)セーブすることもできるし、先ほど申し上げたように構内運搬に移行してもらうこともできます。。構内運搬はトラックの庫内で荷物を押す作業はありますが、普段は70歳前後の方たちがやっているので、そんなに負担にはならないかなと。
でも、そもそも伝票を組むところから始まるので、就職してもらってすぐにトラックに乗れるわけではないです。一から教えるので心配しないでもらえれば。
試合スケジュールに関しては事前に相談してもらえれば、こちらも業務も調整できますので、双方にコミュニケーションを取りながら一緒に頑張っていきたいですね。
ーDANGANの方でもサポートしていきたいと思っています。三者で協力できたらいいですね。鎗田運輸さんに入社した際のイメージは他に付け加えることはありますか?
泉社長)楽な仕事ではないですし、最初の3か月くらいはきついと思います。でも、ボクシング業界外に仲間ができますし、その仲間がもしかしたらご自分に似た人がいるかも(笑)
あと、身だしなみに注意できるようになると思います。ボクサーは体育会な方が多いので挨拶は問題ないと思いますが、鎗田の顔として、身だしなみと挨拶を徹底して指導します。
ちなみに、会社内でのやり取りはLINE Worksを導入しています。社員の年齢層は高めですが、勤怠のデータ管理などデジタル化もしっかり進んでいます。
社員を守りたい。生涯働ける会社へ
最後に御社のビジョンと将来展望を教えていただけますか?
泉社長)会社の大きな目標は八王子No.1です。そもそも運輸業は地位が低いし、イメージが悪い。最近では24年問題でメディアに取り上げられてた職業だけど、負のイメージばかりが先行して、ドライバーになりたいと思わない人が多いのが現状です。その一方で一度やったらやめられないという人もいます。車が好きだからトラックに乗りたいという人もいますしね。
ただ、年齢を重ねドライバーを引退しても、鎗田で働ける環境を作っていきたいと思っています。
ドライバーの地位向上、鎗田運輸でずっと働けるような環境作りも将来展望として掲げています。
鎗田運輸でずっと働けるような環境作りという意味では、家族を大事にしてもらえるような環境作りにも取り組んでいます。
ー結婚が早かったり、家族を大事にしているボクサーが多いイメージなので、とてもありがたい考え方ですね。本日はありがとうございました!
▼鎗田運輸で働きたい!と思ったあなたは、下記のメールアドレスから連絡✉
yarita_unyu@yarita.co.jp
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