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運命のお茶ポット




こんにちは。



私は年中無休で、麦茶を作っている。



とはいえ、お茶パック入れて水道水入れるだけなのだが。


極たまに、お湯を沸かして蒸らして冷まして水で割って作ることはあるが、そんなことをするなら美味しい紅茶を淹れたい。麦茶なんて水出しでも十分美味しいのだから。

毎日使うお茶ポットなので、ストレスの感じないものが必要だ。
毎日使うものに関してはあまり妥協したくないので、300円などで普通に使えるお茶ポットはたくさんあるが、一度高めのものを買ってみようと思った。

私は、生活用品なら生粋の無印良品(以下:無印)とニトリの信者だ。
実際にいい商品は多く、店舗に見に行くだけでも楽しい。


しかしお茶ポットに関しては、私と気が合わなかった。


まず最初に出会ったお茶ポットは、無印のアクリル
冷水筒、790円。


2年前、近くの無印にこれがたくさん並べられていた。

無印のお茶ポットならいいんじゃね?と思い、即買い。
使い始めは余韻に浸っていたが、段々と不満が募ってきた。

・プッシュタイプではないので、両手を使わないと開けられない。色々使ってきてわかったが、私はプッシュタイプのほうが、結局好み。
・注ぐときに、傾けすぎるとこぼれる。
その判定が結構シビアで、9割型こぼしていた。
しかしこぼれないように注ぐと、明らかに注げる量が少ない。のどが渇いていて早く飲みたいからガーッと注ぎたくなる。こぼれる。その度に拭くのでティッシュの無駄。
・持ち手がないスリムタイプなので、横置きにしたときなどにも冷蔵庫内の邪魔にならないこと。見た目もスタイリッシュでいい。
しかし、私は手が小さいので持ちにくい。私より小さい手の方は注ぐときにもっと大変だと思う。

そんな感じで、当時イオンの300円ほどのよく見るタイプのお茶ポットと併用しており、洗いづらさはあったが使用感は結局そっちのほうが使いやすかった。


次。


つい半年前のこと、しびれを切らした私は新たなるお茶ポットを発見した。

ニトリのお手入れらくらく冷水筒、999円。

https://www.nitori-net.jp/ec/product/8995215s/


すごく期待していた。
これなら私の運命のお茶ポットなのだろうと。

お手入れラクラクと謳われているとおり、お手入れはラクラクで、最初は感動していた。


しかし、なんと言っても全てにおいて、固い。

ネジ部分が固いので開けるときも締めるときも命がけ。
開けるときなんて、足で挟んで固定しながら両手で開けないといけないくらい固い。これはレビューにも書いている人がいた。
プッシュ部分も固いので、押すたびにお茶が飛び散る。
買う前に、開けたり締めたり試さなかった私が悪いが、こんなに固いとは、誰にも想像つかないことだと思う。



そして1ヶ月前、私は運命のお茶ポットに出会ったのだ。


イオンの食料品売り場で買い物をして、レジに行こうと思ったところに、そいつはいた。

食料品売り場の中、明らか場違いのそいつらは季節商品として棚にそびえ立ち、私を見ていた。


イオン(HOME COORDY)の、ワンプッシュピッチャー、877円。



これは今まで使ってきた中で、一番当たりだ。


正直これよりも使いやすいお茶ポットなんて、探せばいくらでもあると思う。

しかしそこまで高くないお値段で、これだけ使用感もよく、お手入れもしやすいお茶ポット、なかなかないと思う。

今まで書いてきた不満が、何一つないお茶ポット。


きっとこれが、コスパ最強お茶ポットだと思う。






日々の生活の中で使用するもの全部、安いのでいいや、と思いがちではないですか?

特に毎日使うものは、コスパ面も考えながらしっくり来るものが見つかるまで、探し続けたほうが長い目で見たときに絶対いいです。

妥協するところとしたくないところを見極めて、生活をワンランク豊かにしてみてはどうでしょうか。





ごまだんご


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